近年はサウナブームで、ディープリラックスを求めてサウナに通う人が増えています。
ただ、サウナ初心者の方はサウナでのマナーについても気になりますよね。
お互いが気持ち良くサウナを楽しむために、基本的なルールやマナーについて確認しておきましょう。
サウナ室に入るまでのマナー
当たり前のことも多いですが、確認しておきましょう。
①水分補給を忘れず行う
サウナでは自分が思っているよりも大量に発汗します。サウナで失われる水分量は1リットル以上だとも言われるほどです。
マナーというよりも自分の体調のために、サウナの前後には十分に水分補給を行うようにしましょう。
②サウナ室に入る前に髪・体を洗う
浴室に入ったら、まず初めに洗髪・洗体を行うようにしましょう。
汚れをサウナ室に持ち込まないことが目的ですが、しっかりと汚れや油分を落としておくと汗をかきやすくなるという効果もあります。
③しっかりと体を拭いてからサウナ室に入る
サウナ室が水滴で濡れてしまわないように、自分の体の水分をタオルで拭ってからサウナ室に入りましょう。
座面が濡れてしまうと不衛生ですし、不必要な水分はサウナ室の環境にあまりよくありません。
体をしっかり拭いてからサウナ室に入ると汗もたくさんかけるのでおすすめです。
サウナ室内でのマナー
サウナ室内でも何点か守ってほしいことがあります。
④入り口の扉を開けっぱなしにしない
サウナ室の扉を開けると、熱気がいきなり襲ってきて驚くかもしれませんが、室内に入ったら慌てずにすぐ扉を閉めましょう。
サウナ室の入り口の扉を長時間開けっぱなしにしてしまうと、すぐに室内の温度が下がってしまいます。
サウナ室への出入りはなるべくスムーズに行うようにしましょう。
⑤大きな声でおしゃべりをしない
サウナを利用している人の中には静かに瞑想したり考え事に耽ったりという人もいます。大きな声で話してしまうと、そういった人たちのリラックスの妨げになってしまうので注意しましょう。
まったく話すなとは言いませんが、普通のマナーとして声のトーンは抑えることを意識しましょう。
最近では新型コロナウイルス感染拡大防止のために「黙浴」を実施しているサウナ施設もあります。施設の案内をよく確認して従うようにしてください。
⑥タオルを絞らない
自分の汗の染み込んだタオルをサウナ室で絞ってしまうのはマナー違反です。タオルはサウナ室に入る前にしっかり絞っておきましょう。
ロウリュ代わりに自分のタオルをサウナストーブの上で絞ろうとする人もごくたまにいますが、完全にNGです。
蒸気による火傷の危険もありますし、最悪の場合はサウナストーブが故障してしまうので絶対にやらないでください。
⑦直に座らず、何か敷く
サウナマットやビート板をサウナ室の入り口に置いてあるサウナ施設も増えてきました。
このようなサウナ施設では、忘れずにサウナマットを借りてお尻に敷くようにしましょう。置いていない場合は手持ちのタオルを敷くと衛生的ですね。
サウナマットを使った場合は、サウナ室を出る時は必ず持って出るようにしてください。
置いたまま場所取りをしてしまうと他の人の迷惑となるので気をつけましょう。
サウナ室を出た後のマナー
自分や周りの人の「ととのい」が台無しにならないように気をつけましょう。
⑧水風呂に入る前は汗を流す
暑いサウナ室を出ると一刻も早く水風呂に入りたくなりますが、ぐっと堪えてかけ湯・かけ水をしましょう。
汗を流さずに水風呂に直行してしまうのは初心者にやりがちですが、衛生的でない上に周りの人も不快になってしまうので気をつけましょう。
⑨水風呂にはタオルをつけない
温泉などでもよく言われるマナーですが、水風呂にはタオルをつけないように注意しましょう。汗を吸い込んだタオルを水風呂に浸してしまうのはご法度です。
水風呂に頭まで潜る行為はサウナ施設によって可否が分かれます。
問題ないとしている施設もありますが、よくわからないうちはやめておく方が無難でしょう。
⑩椅子やベンチに座って休憩する
休憩する際は、定められた椅子やベンチなどの休憩スペースに座るようにしましょう。ベンチに寝転がってしまうと他の人のスペースを奪ってしまいます。
また、休憩が終わったら自分が座っていた椅子に水をかけてから立ち去りましょう。汗を流すことで次に座る人も気持ち良く休憩することができます。
まとめ
今回は初心者サウナー向けに、サウナでのマナーについて紹介しました。
マナーがあるとはいっても、特別気負ったり緊張したりする必要はありません。
基本的には「自分がされて嫌なことはしない」、これに尽きます。
初心者のうちは周りの人の様子をこっそり真似するのもいいかもしれませんね。
また、サウナ施設によっては今回紹介したマナーと異なるルールがある場合もあります。
わかりやすいところに注意書きがあることがほとんどなので、確認するようにしましょう。
あまり難しく考えず、他の利用者への思いやりの気持ちを持ってサウナを楽しみましょう!
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