サウナに入る時、髪や体はどのタイミングで洗っていますか?
人によってこだわりがあるかもしれませんが、サウナ室に入る前に髪や体を洗っておくのがおすすめです。
周りの人も自分も気持ちよくサウナを楽しむためのマナーとして、しっかりと洗ってからサウナに入りましょう。
今回は、サウナで髪や体を洗う際のポイントやおすすめグッズなどを紹介します。
サウナで頭と体はいつ洗う?
サウナで温まってからゆっくり洗おう…なんて考える人もいるかもしれませんが、そんな人は要注意です。
サウナに入る際は、頭と体をきちんと洗ってから入るのがマナーです。
サウナに限らず、銭湯や温泉などでも汚れを落としてから湯船に浸かるようにしましょう。
サウナ室は熱と蒸気がこもるので、匂いも充満しやすくなっています。
サウナ室の木の匂いやロウリュのアロマオイルの香りを嗅ぎたいのに、どこからともなく漂う異臭…なんてことが起きるとせっかくのサウナタイムも台無しです。
汗をかいた後に頭や体を洗わないと気持ち悪く感じる、という人もいるかもしれませんが、サウナ前に綺麗に頭や体を洗っておけばその心配はほとんどありません。
綺麗に洗った頭皮や皮膚からは皮脂がしっかりと落ちているので、サウナ室で汗をかいても汚れはほとんど含まれていません。
サラサラとした水分・塩分などが含まれている汗なので、かけ湯やさっとシャワーで流せば大丈夫です。
どうしても気になるという場合は、ボディタオルなどを使わず手で軽く洗う程度に留めておきましょう。
短時間で頭や体を洗いすぎると、本来必要な皮脂まで洗い流してしまい、余計に皮脂を分泌してしまうこととなります。
皮膚のバランスを守るためにも、サウナ前にしっかりと頭・体を洗い、サウナ後は軽く流す程度に留めておくことを覚えておいてください。
洗い方のポイント
洗う順番は?
洗う順番は、髪→体→顔の順番で洗うことをおすすめします。
シャンプーやトリートメントは体や顔に付着しやすく、残ってしまうと肌のトラブルの原因になります。
最初に洗っておけば、その後体や顔を洗うことでしっかりと洗い流すことができます。
髪・頭皮の洗い方
髪を洗う際は、すぐにシャンプーを使うのではなく、まずは髪と頭皮を十分に濡らします。
シャンプーの目的は髪の汚れを流すというよりも、頭皮の汚れを落とすことが目的です。
髪についた汚れはほこりや化学物質、花粉などなので、実はこれらの汚れはしっかりと水やお湯で流せば落ちるものです。
頭皮の汚れは皮脂によるものが多いので、シャンプーを利用します。
髪と頭皮をお湯で流す際は、熱すぎないぬるま湯を使うことをおすすめします。
熱すぎるお湯だと本来必要な皮脂まで流されてしまい、乾燥やかゆみ・ふけの原因となります。
髪についたほこりなどの汚れを洗い落とすようなイメージで、しっかりと流しましょう。
シャンプーを使うときは、しっかりと手で泡立ててから髪と頭皮につけます。
髪ではなく頭皮をマッサージするようなイメージでしっかりと洗いましょう。
髪や頭皮は傷つきやすいので、爪を立てたり髪を擦り合わせたりしないように気をつけてください。
シャンプーで頭を洗い終わったら、しっかりとシャンプー液を洗い流します。
トリートメントやコンディショナーは、頭皮ではなく髪にだけつけるように使います。
量が多すぎると頭皮につきやすくなってしまうので注意しましょう。
体の洗い方
汚れや皮脂を浮かせて落ちやすくする効果があります。
石鹸やボディソープを使い、ボディタオルで体を洗っていきましょう。
ボディタオルはなるべく肌に優しい素材のもので、あまりゴシゴシと力を入れすぎずに優しく洗ってあげましょう。
皮脂や汚れはボディーソープで洗えば十分に落ちると言われています。
擦りすぎると体に傷がついたり、乾燥の原因となる場合があります。
しっかりと泡を立ててなるべく優しく洗いましょう。
洗うためのおすすめグッズ
サウナで髪や体を気持ちよく洗うためのお気に入りグッズを集めるのも楽しいですよね。
今回は実際に筆者が使っているものをいくつか紹介します。
uka scalp brush kenzan(ウカ スカルプブラシ ケンザン)
美容好きの間でも人気のある「uka(ウカ)」のスカルプブラシ、ケンザン。
シャンプー時に頭皮のマッサージに使ったり、ツボを刺激するのに使ったりと使い方はいろいろです。
コンパクトで邪魔にならないので、サウナ施設にも持ち込みやすいです。
シンプルなデザインでカラーバリエーションも豊富なので、男女問わず使いやすいのもポイント。
いつものシャンプーやトリートメントに合わせて使うだけで、美容院でケアした感覚になれちゃいます。
MOKUタオル
薄くて軽くて少し長めに作られているので、サ活にはもってこいです。
しっかりと背中まで洗えて、サウナの際に髪を守るのにも最適な長さのタオルとなっています。
しっかりと吸水しつつ、薄手のタオルなので2時間あれば部屋干しでも乾いてしまうのは嬉しいポイントです。
デザインもヴィヒタやアウフグース、水風呂などの可愛いイラストがおしゃれです。
lumi ääni(ルミアーニ)
銭湯で長く使われてきた歴史を持つ泉州産のタオルです。
こちらも薄手ですが、他と比べ物にならないほどの吸水力がある為、これ1枚でも非常に使いやすいタオルになっています。
フィンランド語のlumi=雪の名前の通り、さらさらの雪のような白さと手触りで、ぎゅっぎゅっとした音(=ääni)も特徴的です。
パステル調のカラーもおしゃれでかわいいタオルです。
マジックソープ
これ一本持っていれば、洗顔やボディーソープの役割を果たしてくれるので、ボディーソープなどが常設されていない銭湯サウナでもおすすめ。
結構ボトルが大きいので、ミニボトルなどに移し替えて持ち運ぶのが良いでしょう。
シェービングやハンドソープ、食器洗いなどにも利用できるようです。
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