「今日どこに飲み行く?」「そうだな…今日はサウナ行かない?」なんて会話もあり得るほど身近になったサウナ。
近年のサウナブームで、周りの友達にサウナに誘われるようになったという人も多いのでは。
サウナが好きな方にとっては嬉しいお誘いですが、サウナが苦手…という方には辛いかもしれません。
サウナは苦手だけど克服してみたい、サウナを好きになりたいと考えている方に向けて、サウナの克服法を紹介します。
熱くて息苦しいのが苦手!な方へ
以前の銭湯サウナなどでよくありがちなのがカラカラタイプのドライサウナ。
温度は100℃を超えるものも多く、肌が焼けるような熱さです。
熱くて乾燥した空気が充満しているので、息がしづらく感じて苦手という人も多いですよね。
このようなストロングスタイルのドライサウナは近年少なくなってきましたが、熱いのが苦手だという人はやはり避けた方が無難です。
熱いサウナが苦手、という人におすすめなのが、湿度高めのフィンランドサウナです。
湿度が高い分温度は低めで、発汗作用も抜群なので、苦しくならずにじっくり温まりやすいのが特徴です。
熱いのが苦手な人は、サウナの座る場所にも気をつけてみましょう。
熱は高いところにとどまるので、サウナの上段ほど熱くなります。
サウナの下段や入口に近い場所、サウナストーブから離れた場所を選ぶと、比較的温度は低めです。
温度は低めであってもしっかりと温まればサウナの効果に問題はないので、安心してくださいね。
肌や髪が傷みそうで苦手!な方へ
確かに、入るタイミングや入り方によってはあまり肌や髪に良くないということもあります。
しかし、正しい入り方でサウナを楽しめば、肌や髪へのダメージを防ぎつつサウナを楽しむことも可能です。
なるべくダメージを抑えたいという方は、サウナに入る際にタオルやサウナハットで頭部を守るのをおすすめします。
頭が直接熱に当たらないのでダメージを避けられる上に、熱がこもりにくいために長くサウナに入っていられるという効果もあります。
最近では、ポンチョを巻いたままサウナ室に入れるというサウナ施設も増えてきました。
こうしたサウナだとさらに熱のダメージから肌をカバーできますね。
また、サウナの湿度が低いほど熱で受けるダメージは強くなりやすいです。
なるべく熱に体をさらしたくない、という場合はミストサウナやスチームサウナなどの湿度の高いサウナを選ぶのも良いでしょう。
サウナ初心者でも入りやすく、汗もしっかりかけるのでさっぱりできますよ。
水風呂が冷たくて苦手!な方へ
何度か入れば慣れる、と言ってしまえばそれまでですが、その慣れるまでのハードルが高いですよね。
まずは、水風呂が低めに設定されているサウナ施設を探してみましょう。
20℃前後に設定されていれば、サウナ初心者でも比較的入りやすいと思います。
できればバイブラ(気泡)タイプの水風呂も避けたいところです(理由はのちほど)。
次に、サウナ室でしっかりと体を温めることが肝心です。
サウナ室でギリギリまで我慢すれば、自然と体が水風呂を求める、という人もいますが、場合によっては体調を崩す可能性もあります。
無理のない範囲でも何度かサウナに入ると、徐々に冷たい水風呂に入りたくなってくるでしょう。
「水風呂に絶対入らなくちゃダメ!」と気負うのではなく、サウナ→休憩を何度か繰り返しながら、水風呂に入りたくなるのを待つ、というスタンスの方が良いかもしれません。
それでも最初に水風呂に入る時は緊張してしまうかもしれません。
足先、腰の辺り、お腹のあたり、と徐々に水をかけていって少しずつ体を慣らしていきましょう。
そしてゆっくりと呼吸しながら静かに浴槽に入っていき、最後は一気に肩まで水風呂に沈めてしまいましょう。
ここではあまり体を動かさないのがポイントです。
体を動かさずにじっとしていれば、サウナ用語で「羽衣」とよばれる温かい膜のようなものが体をおおってくれます。バイブラを避けた方が良いのはこのためですね。
熟練のサウナーはこの羽衣をあえて破るために、自ら水風呂内で体をばたつかせる人もいます。
最初は冷たさに驚くかもしれませんが、プールと同じで一度入ってしまえば案外平気なもの。
あとは自分の好きなタイミングで水風呂を出ればOKです。
ここまでくれば水風呂は攻略したのも同然ですね。
まとめ
サウナが苦手な方向けに、サウナの攻略法をいくつか紹介しました。
いろいろと解説しましたが、サウナーの友達がいるのなら「実はサウナ苦手なんだけど行ってみたくて…」と正直に話して連れて行ってもらうのが一番おすすめです。
サウナ仲間を求めているサウナーも多いので、きっとあなたのペースを見ながらサウナを楽しむ方法を教えてくれますよ。
それでは、水分補給には気をつけて、楽しいサウナライフを送りましょう!
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