サウナは1年中楽しめるものですが、最もサウナに適した季節はいつなのでしょうか。
四季を楽しめる日本だからこそ、季節のうつろいと合わせてサウナの変化も楽しむことが可能です。
今回は、春夏秋冬それぞれのサウナの楽しみ方や注意点を詳しく解説していきます。
春サウナの楽しみ方
暑すぎず寒すぎず、心地よい気温の中で行う外気浴は最高ですね。
春から夏にかけての暖かい日は、川辺などでのテントサウナも良いでしょう。
気の置けない仲間とバーベキューを楽しみつつ、テントサウナで整う、なんてこともできちゃいます。
春は花粉症が気になってなかなか外に出たくない、という人もいますが、実は花粉症とサウナとの相性は良いという話もあります。(参考:花粉症にサウナや水風呂は効く?おすすめの入り方も解説)
なかなか目や鼻がすっきりしない、という方はサウナで花粉を洗い流すつもりで試してみてはいかがでしょうか。
ホテルニューオータニでは、2022年の3月下旬にアウトドアサウナ「GARDEN SAUNA」を開催しました。
都内のホテルでテントサウナを楽しんだ後は、ホテルのプールを水風呂として利用できるという贅沢ぶり。
サウナのあとは庭園を散策してお花見もできてしまうという最高のロケーションでした。
ぜひ来年も開催されると良いですね。
夏サウナの楽しみ方
サウナ室でよく温まって水風呂に入れば、夏なのに爽快感も感じられます。
夏にサウナを楽しむなら、水風呂の温度にはこだわりたいところ。
冬にはなかなか挑戦できない10℃未満の「シングル」にも夏ならチャレンジしやすいかもしれません。
大きい水風呂が設置されている施設や、壺風呂形式の水風呂がある施設などを検索してみるのも良いでしょう。
サウナー界隈では、夏は水風呂→サウナの順番でサウナに入る「逆サウナ」も人気です。
水風呂または水シャワーを浴びてからサウナ室に入ると、普段とはまた違った温まり方を楽しめるでしょう。
夏サウナの注意点は水分補給を忘れないことです。
夏の暑さで汗をかいているところに、水分補給をせずにそのままサウナに入ってしまうのは危険です。
サウナに入る前後はしっかりと水分補給を行い、倒れないように気をつけましょう。
熱中症になりやすい時期でもあるので、少しでも体調が悪いと感じたら、無理せずサウナから出るのも重要です。
秋サウナの楽しみ方
水風呂の温度も下がりやすくなるので、水風呂や外気浴を重視する方にとっては嬉しいシーズンですね。
夏は暑すぎてバテてしまう、という方は秋のサウナがおすすめです。
涼しい気候で無理なくサウナを楽しみやすいでしょう。
「食欲の秋」とも言われますが、サウナ飯の食べ過ぎには要注意です。
サウナ後の体は吸収しやすくなっているので、体に良いものを食べるよう心がけましょう。
紅葉のシーズンには、サウナと紅葉を合わせて楽しむことができるかもしれません。
温泉や紅葉も同時に楽しめるサウナ施設を探すと、日本の秋を最大限満喫できそうですね。
佐賀にある御船山楽園ホテル「らかんの湯」はセルフロウリュも楽しめるドライアサウナや温泉水を利用した水風呂などがある充実した温泉施設です。
春には桜、秋には紅葉など四季折々の美しい自然が楽しめ、日々の疲れがリフレッシュできます。
サウナシュラン2019、2020のグランプリを獲得したサウナでもあるので、サウナーならば一度は訪れてみたいですね。
冬サウナの楽しみ方
限界までサウナで温まった後に水風呂や外気で冷やされるのは気持ち良いですが、水風呂にうっかり浸かりすぎてしまうと外気浴中に体が冷えてしまうかもしれません。
特に水風呂の温度が低めに設定されているサウナ施設では、自分の水風呂の限界を見誤らないように注意しましょう。
冬に入るサウナの場合は、最後に水風呂に浸からずそのまま着替えて帰りながら外気浴を楽しむ、という方法もあります。
気温が低い場合は、外気自体が水風呂の役割となるのです。
冬にサウナに入る時の注意点として、「ヒートショック」には十分注意しましょう。
ヒートショックは、暖かいところから突然寒い場所に移動することで急激に血圧が上がり、体調不良を引き起こす現象のことです。
最悪の場合は、心筋梗塞や脳出血などを引き起こすこともあります。
いきなり水風呂に入ったりするとこのヒートショックが起こる原因にもなりやすいので、水風呂に入る際は足先から少しずつかけ水をして体を慣らしてから浸かるようにしましょう。
まとめ
サウナは春夏秋冬それぞれの良さがあります。人によってサウナのベストシーズンは異なるでしょう。
四季のある日本だからこそ、季節の違いによる変化を感じながらサウナを楽しむのもよいですね。
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