サウナQ&A!基本の入り方から「ととのい」の疑問まで解消します

約10分

サウナを利用していると、「あれってどうして?」「なぜ?」と思うことがありますよね。
そこで今回は、サウナにまつわるQ&Aをまとめてみました!

「サウナの疑問を解消したい!」と思ったらぜひ参考にしてください。

Q1:サウナの正しい入り方を教えて!

サウナに興味があっても「サウナの入り方が分からない」「結局自己流になってしまう」という方もいるかもしれません。
そんな方はまず「基本の入り方」を知っておくといいですよ!

A1:サウナ・水風呂・休憩をくり返えそう!

サウナの正しい入り方は、人それぞれ異なります。
なぜなら、人それぞれ「気持ちいい」と感じるポイントは異なるからです。

しかし、サウナには「基本の入り方」が存在します。
それが、サウナ→水風呂→休憩を3セットほどくり返すこと。

基本の入り方をくり返すことで、サウナであらゆる効果が期待できます。

まずは、全身の血流が良くなること
「健康=血流の流れがいい」と言われるほど、人間にとって血流が滞ることほど不健康なことはありません。

そして、自律神経に適度な刺激を与えられること
暑い・寒いを強制的にくり返すことで「交感神経」「副交感神経」に刺激を与えることができます。
自律神経のバランスが崩れたままだと、疲労感が抜けない、イライラが止まらないなど身体のさまざまな部分に異常をきたします。

つまり、サウナ→水風呂→外気浴をくり返すことで、身体の調子をととのえることができます
自己流のやり方がおすすめできないのは、せっかくのサウナ効果が薄れてしまうからです。

サウナ初心者の方は、

  • サウナ6分
  • 水風呂1分
  • 休憩5分〜10分

を目安にサウナにチャレンジするのがおすすめです。

ただしこれはあくまで「基本の入り方」。

無理してサウナに長く入ったり、水風呂に入らなくてもOK。
あくまで自分が「気持ちいいな」と思う入り方を追求してリラックス効果を高めましょう!

Q2:サウナに入ってるときってなにすればいい?

サウナあるあるのお悩みといえば「暑いサウナ室に長くいられない」ではないでしょうか?
また、「サウナ室の中で何をして過ごせばいいか分からない」と思う方も多いですよね。

A2:瞑想する、ぼーっとする、マッサージ…など自分のスタイルを見つけて!

サウナ室内の過ごし方は人それぞれスタイルがあります。
目をつぶって瞑想する方、ぼーっと周囲を眺める方、マッサージする方…
自分にあったスタイルを見つけるのがおすすめです。

ただし「自分のスタイルなんてない!」という方も多いですよね。
そんな初心者の方には、テレビがあるサウナを選ぶのがおすすめです。

テレビで気が紛れるので、意外と長くサウナにいることができますよ。

Q3:サウナって一人で行ってもいいの?

サウナに興味があっても一緒に行く人がいない…
周りがグループばかりで浮いてしまわないか心配…

サウナに行くのがはじめてだと、一人は心細いですよね。

A3:サウナこそひとりの時間を楽しむべき!

サウナを楽しみたい方こそ、ひとりでサウナに行くのがおすすめです。
なぜなら、ひとりの方が自分のペースでゆっくりサウナを楽しむことができるから。

誰かと一緒に行くと、お互いの行動が気になってなかなかリラックスできません。
ましてやサウナ室内はおしゃべり厳禁です!

今やサウナブームもあって、ひとりでサウナに行くなんて当たり前の時代。
少人数でサウナを楽しむ「プライベートサウナ」も増えてきました。

むしろ大人数でサウナに来る人の方が浮いてしまうはずです。
心配せず、思う存分ひとりサウナを楽しんでくださいね。

Q4:結局サウナに入ると何がそんなにいいの?

結局サウナってどんな効果が期待できるの?
「現代人にこそサウナがいい」って言われてるけど、それはなぜ…?

A4:サウナにはさまざま効果が期待できると言われているよ!

サウナは、実にさまざまな効果が期待できると言われています。

例えば、

  1. 血流が良くなる
  2. 自律神経がととのう
  3. 肉体疲労の改善
  4. 肩こり腰痛改善
  5. ストレス解消
  6. 睡眠改善
  7. 新陳代謝の活性化(美容)

そして「現代人にこそサウナ」と言われる理由が、自律神経をととのえる効果が期待できるから
サウナで暑い・寒いを強制的にくり返すことで、人間の本来がもつ自然治癒力を呼び覚まします。

その結果、活動時に活発になる「交感神経」リラックス時に活発になる「副交感神経」のバランスがととのい、日中は集中して仕事に打ち込み、夜はしっかり眠くなる…というバランスをとることができるのです。

Q5:今度初めてサウナに行くんだけど必要な持ち物ってあるの?

初めてサウナに行くんだけど、何が必要?
持っていくと便利なものってあるのかな?

A5:訪れるサウナ施設によって異なるよ!

例えば、大型温浴施設であれば、タオルや館内着、シャンプーやボディーソープなど全ての料金に含まれるから手ぶらでOK
備え付けの化粧水や乳液などが置いてある施設がほとんど。

ただし、銭湯サウナ行くなら要注意

銭湯はタオルやシャンプーなど、持ち込みが基本ルール。
もちろん化粧水や乳液も置いてないので、忘れずに持っていきましょう!

ただし銭湯によっては貸し出しシステムがあるので、行く前に施設情報をHPSNSなどでチェックするのがおすすめ。

Q6:初心者向けのサウナマナー教えて!

「初心者が知っておくべきマナーを教えて欲しい!」
「実はこないだベテランっぽいサウナーに注意を受けた…でも何で注意されたか分からなかった…」

サウナーの中には「知っていて当たり前」と言われるマナーも多いです。
ただし、基本的なマナーを知っておけば大丈夫です。

A6-1:まずはサウナに入る前に体を清めること!

サウナに入れば、汗と一緒に老廃物が出てきます。
しかし、サウナ前にしっかり身体を清めれば体の表面の汚れをサウナに持ち込むことはありません。

つまり、サウナ前に体を清めることはサウナーの絶対ルール

また、サウナ後は必ずシャワーで汗を洗い流して水風呂に入りましょう!
すぐに水に飛び込みたい気持ちはよくわかりますが、汗を流さないとせっかくの水風呂が汚れてしまいます。

A6-2:サウナ室内でのおしゃべりを控えること!

サウナはリラックスするために来る場所。
たとえ友達と来ていたとしても、サウナ室内でのおしゃべりは絶対に厳禁!

さらに今はコロナ禍。
どこの施設でも「黙浴」の利用がルールです。

もちろんルールを破れば、利用者や店員さんから注意を受けることもあるのでしょう。

Q7:「ととのう」ってなに?どんな感じ?

サウナに興味が出てくると必ず出てくる「ととのう」という言葉。

「一体ととのうってなに?」
「どんな感覚になるのか知りたい!」

そんな風に感じる方は多いですよね。

A7:ととのうと身体はリラックス、脳がシャキッとする

「ととのう」状態を医学的に説明すると、

血中には興奮状態にでるアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経が優位になっている状態
(引用元:加藤 容崇著『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』)

を指します。

これだけ読んでも「???」と感じる方の方が多いですよね。
簡単に言うと「ととのう」とは、身体も心も脳もリラックスした状態になることです。

サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すと、身体がしだいに痺れ、目の前の景色が揺れているような奇妙な感覚が訪れます。
その後、脳がすーっと音を立てるようにすっきりし、身体は軽く非常にリラックスした状態になります。

こうした状態をサウナーの中では「ととのった〜」と呼んでいるのです
ととのっている時の感覚は人それぞれで、「宇宙と交信している感覚」「宙に浮いている感覚」と表現する人もいます。

サウナでととのえば、身体はリラックスしているけど、脳はすっきりとした状態となり、非常に高い多幸感を味わうことができます
これこそサウナの醍醐味であり、人々がサウナにハマる理由とも言えるでしょう。

Q8:水風呂ってなんのために入るの?

「水風呂って絶対入らないといけないの?」
「水風呂が苦手でなかなか入れない」

サウナと水風呂はセットと言われますが、水風呂に苦手意識がある方も多いでしょう。

A8-1:水風呂は、ととのいへの近道!

水風呂で身体を急激に冷やすと、体中の血管が縮みはじめます。
一方でサウナに入っていると血管は広がるため、サウナ→水風呂で血管の「拡張→収縮」が繰り返され血流の流れが一気に良くなります。

その後、外気浴で身体を休めると身体が通常モードへ切り替わり、「ととのい」の世界へ導かれはじめます。
「サウナ→外気浴」だけで似たようなととのう感覚を味わうことはできますが、急激に体を冷やせる水風呂をプラスすることで、「ととのい」への道が近くなるという訳です。

A8-2:自律神経のバランスをととのえてくれるよ!

サウナと水風呂で急激、かつ強制的に自律神経を大きく動かし休憩を加えることで自律神経のバランスがととのいます
その結果、体のあらゆる不調の改善が期待できます。

つまり、水風呂は体のコンディションをととのえるための「大切な鍵を握っている存在」と言えるでしょう。

また、水風呂が苦手な方は深呼吸しながら入るのがおすすめです。
息を吐きながら水風呂に入ることで、冷たさをやわらげる効果が期待できますよ!
苦手な方はぜひ試してみてください。

Q9:サウナに入っちゃいけない時って?

「サウナに入っちゃいけないときってどんな時なんだろう?」
「サウナは身体にいいし、いつでも入ってものじゃないのかな?」

A9:満腹時・飲酒時・極度の疲労感があるとき、発熱時など…意外とある!

  1. 満腹時
  2. 飲酒時
  3. 疲労感が高い時
  4. 発熱時
  5. 体調が悪いとき
  6. これから激しい運動を控えてる時

どれかに当てはまる場合は、サウナに入るのはおすすめできません。

  • 満腹時

満食後は胃腸での消化活動のため、血液が消化器官に集中します。
しかし、サウナに入ると血液が分散されてしまうため、満腹時のサウナは健康上よくないと言われています

  • 飲酒時

飲酒、特に泥酔状態のサウナは非常に危険と言われています
なぜなら、アルコールの利尿作用により脱水症状を引き起こす危険があります。

  • これから激しい運動を控えてる時

これから運動を控えている時は、サウナに入るのは控えましょう。
激しい運動をすると交感神経が優位にたつため、サウナで高めたリラックス効果が薄れてしまうためです。

Q10:近所にサウナがあるか調べたい!効率的に調べる方法ってある?

「自分の家の近くにサウナがあるか知りたい!」
「穴場の銭湯とかないかな?」

A10:「サウナイキタイ」がおすすめ!

「サウナイキタイ」とは日本最大のサウナ検索サイトのこと。
駅名や都道府県、サウナの特徴などからサウナ施設を調べることができます。

自分の住んでいる地域を入力するだけで、関連するサウナ施設が出てくるので、出張先や出先で「近場のサウナが知りたい」と言う時にかなりおすすめです
サウナ温度や水風呂など現地に行かないとわからない細かい情報や口コミもチェックできるので非常に便利ですよ!

サウナへの疑問が解消されればサウナ愛が深まる

サウナに興味が出始めると、これってどうして?なんで?という疑問が多くなりますよね。
疑問を感じたらその都度、本で調べる、サウナの詳しい人に聞くなど解消するのがおすすめ!

サウナへの疑問が解消されると、さらにサウナ愛が深まりますよ。


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