ととのえない難民必見。あなたのととのえない原因解決します!

約6分

「サウナにハマりはじめたはいいものの、いわゆる”ととのう”ってやつがわからない」

「以前までは普通にととのえてたのに、最近急にととのえなくなった」

もしかしてそれ、「ととのい難民」かもしれません。この記事では、ととのえないことにお悩みを抱える方にむけて、ととのえない原因、その解説方法をご紹介します。

・ととのいを体験してみたい方
・以前のようにととのいたい方

ぜひ参考にしてください。

サウナ初心者がととのわえない3つの理由

ととのうために必要なこと、それはギャップです。

ととのうの正体とは、身体はリラックスしているのに、脳はシャッキと冴えている状態のこと。トランス状態と表現されることもありますよね。

この状態を作り出すためには、サウナと水風呂で「危機的状態」にさらした身体を休憩させて「極限のリラックス」状態へとする必要ががあります。

危機的状態と極限リラックス、このギャップが「ととのう」ために必要なんです。

1.サウナでの温まりが十分でない

サウナ、水風呂、休憩。このルーティンをくり返すとととのえる…というのはよく耳にしますよね。

そう、まずはサウナで十分身体を温めることが大切。

サウナがないと水風呂も休憩も意味をなしません。これがととのうための第一ステップです!

・心拍数が平常時の2倍になったら
・背中の真ん中が温まったと感じたら

サウナでは、心拍数・体感を意識して温まってみてください。もちろん無理は禁物です。

注意すべきことは、

・1セット目から無理をしない(長時間入らない)
・1セット目は下段に、2セット目以降から、少しずつ上段に上がっていく
・顔と足元の位置を一定にする

以上3点です!

急激に身体を温めるのではなく、時間をかけて体の深部を徐々に温めることで「ととのう」までの助走をつくりだしましょう。

2.正しく水風呂に浸かれていない

しっかり水風呂に浸かっているのに、なぜかととのえない。という方はもしかすると、水風呂に入る時間が短いのかもしれません。

サウナ→水風呂で心拍数が下がる

サウナ後に水風呂に入るのは、サウナで上がった心拍数を平常時に戻すためです。

その目安になる時間は、30秒〜1分程度。1分ほど水風呂に浸かると、気道がスースーしてくる感覚がありますが、これは水風呂に入ったことで冷えた血液が一周した証拠です。

ただし、水風呂は無理に入るべきではありません。その日の気分や水風呂の水温によって、入る・入らないを決めましょう。もちろん水風呂でなく、水シャワーを浴びるだけでもOKです。

3.正しく休憩できていない

サウナの醍醐味といえば、休憩。休憩なくして「ととのい」を味わうことはできません。

冒頭で説明した通り、ととのうために重要なのはギャップ。ここで重要な鍵を握るのが「自律神経」です。

サウナと水風呂に入ると、その温度変化に適応するため「交感神経」が優位になります。その後、休憩に入ると身体がリラックスし始めるため、「副交感神経」が優位な状態へ切り替わります。

交感神経→副交感神経への急激な切り替えにより、身体はリラックスしているけど、頭はシャキッと冴えている状態、いわゆる「ととのい」を作り出すことができるんです。

つまり、しっかり「ととのう」ためには、身体をしっかりリラックスさせることが大切です。

・サウナ、水風呂後は、すぐさま休憩体勢にはいる(水風呂後、およそ2分間がととのいタイムと言われています)
・休憩時はなるべく横になると副交感神経が優位になりやすい
・最低10分〜15分はゆっくりと休憩する

ぜひ意識してみてください。

経験者がととのえないのは”サウナに慣れた”から

ととのうために一番重要なことは、いかに自分自身が”心地いい”と思えるかだと言われています。

経験者になると、基本的なサウナのルーティンやととのいのポイント、自分自身がと心地いいと思える、サウナの温度や水風呂、休憩の仕方が分かってきますよね。

しかしながら、「なにもしてもととのえない」「以前のようなととのいタイムが訪れない」=「ととのい難民」がいるのも事実。

実はその”なにをしてもととのえない”の原因、サウナに身体が慣れてきた証拠でもあるんです。

ととのうためには、「交感神経」と「副交感神経」を急激に切り替えることで”ギャップ”を生み出すことが大切だとお伝えしました。

サウナによる温冷交代浴(サウナの「熱い」⇔水風呂の「冷たい」)は、自律神経に適度な刺激を与える効果が期待できます。つまり、日頃からサウナに通い、乱れがちな自律神経をととのえている人=「サウナの刺激に慣れている人」ということなんです。

つまり、最近ととのいにくくなったのは、「サウナで自律神経が鍛えられた証(=刺激に動じなくなった)」とも言い換えられます。つまり、急激にととのえなくなった=決して悪いことではないということ。

ただ、「またあの”ととのい”を体験したい……」という方もいると思います。

そういった時はぜひ、いつもと違うサウナ施設に行ってみたり、大自然の中でサウナに入ったり、普段とはちがった「刺激」を意識してみてください。普段とは違った刺激や景色を感じることで、自律神経が刺激されてととのいやすくなりますよ!

ただし、刺激を求めすぎて熱すぎるサウナに入ったり、冷たすぎる水風呂を求めるのは危険です。

ぜひ自分なりの新しいサウナの楽しみ方を極めてくださいね。

「サウナ=ととのうべき」の考えは捨てよう!

ここまで「ととのう」ための解説策をお伝えしてきましたが、サウナの楽しみ方は「ととのう」だけではありません。

サウナブームにともない、サウナ=ととのうが浸透してきました。ですが、ととのうに囚われすぎてしまうと、サウナ依存症(=サウナ以外で快感をえられなくかる)になってしまったり、無理をしすぎて熱中症や体調不良を引き起こしたりする場合もあります。

サウナで一番大切なのは、自分自身が心地いいなと感じられること。

ととのうに囚われすぎて、熱すぎるサウナに入ったり、冷たすぎる水風呂に入ったり、身体と心にストレスを感じてむしろ逆効果です。

心地いいなと思えたら、サウナはそれでオールOK。

無理をせず、自分自身が心地いいと思えることを追求していきましょう!それが結果として、あなたの心と身体をととのえることにつながりますよ。


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