40代を過ぎると、体のことが気になってくるもの。
ハゲ・体臭・高血圧、とオジサン特有の悩みは絶えません。
しかし、このような悩みはサウナで解決できる場合があります。
今回は、お悩み別のサウナの効果や入り方について解説していきます。
サウナをうまく活用して、爽やかな中年を目指しましょう!
サウナ×薄毛
サウナは入り方を間違えると、頭皮や髪を痛めてはげる原因になってしまいます。
サウナが頭皮や髪に与える悪影響は以下の2点です。
・汗や皮脂によって頭皮の毛穴が詰まる
毛髪はタンパク質でできていますが、このタンパク質は高熱によって変性してしまうという特徴があります。
高温低湿のドライサウナに長時間滞在すると、髪から水分が失われてパサパサになったところに高い熱が加わって髪が痛みやすくなるのです。
同じく頭皮も熱や乾燥によってダメージを受けるので、外的刺激に弱くなって毛髪が抜け落ちやすくなってしまいます。
また、サウナに入ると汗や皮脂が大量に頭皮から分泌され、これが頭皮の毛穴に詰まってしまうと臭いや汚れの元となる可能性があります。
一方、サウナは正しく入ることで育毛効果も得られます。
サウナに入って血行が促進されると、体の中の血流がスムーズになって、髪のための栄養が毛髪に行き届きやすくなります。
汗や皮脂もしっかりと洗い流すことで、老廃物の排出が促進され、健康な髪が育ちやすくなります。
熱や乾燥から頭皮を守るためには、サウナハットを使うのがおすすめです。
サウナハットを使うことで、髪や頭皮が守られて傷みにくくなる効果があります。
また、なるべく乾燥したドライサウナは避けて、ミストサウナやフィンランドサウナのような湿度の高いサウナを利用すると良いでしょう。
サウナ×体臭
サウナに入ると大量に汗が出るというイメージがありますが、臭いの元になる皮質を排出してデトックスできる効果もあります。
そもそも、加齢と共に強くなる臭いの原因は汗腺の働きが低下することによって汗の成分濃度が高くなることになります。
特に気温が低くなる冬は夏に比べて汗の量が減ってしまうため、老廃物が蓄積して臭いが発生しやすくなってしまいます。
また、日々の仕事などのストレスが溜まることも、体臭の原因となります。
疲労やストレスによって肝臓の機能が低下すると、体内のアンモニア分解が追いつかずに体臭が強くなります。
サウナに定期的に入ることで、これらの原因を取り除き、体臭を改善させることが可能です。
サウナで汗をかいて汗腺の働きを強くすることで、臭いが強い汗の量を減らし、無臭の汗を増やすことが可能です。
臭いが強いアポクリン腺からの汗を減らすことで、体臭を改善できる効果が期待できます。
加えて、サウナに入るとスッキリしてストレス解消に繋がるという人も多いですよね。
自律神経を整え、ストレスを軽減させることで、肝機能が改善されます。
肝機能が改善されると、体内でのアンモニア分解も活発に行われるようにあるため、結果として体臭改善につながります。
サウナ×高血圧
温度の高いサウナ室では血管が拡張し、血圧は下がります。
その後水風呂に入ると、逆に血管が収縮して血圧が上がるのです。
サウナと水風呂を繰り返すうちに心臓と血管のポンプ機能が鍛えられるというメリットがあります。
年齢が上がり、これから血圧が気になり始めるという人は、早いうちからサウナを利用することで、血圧を適正な水準にキープできます。
https://twitter.com/Shizuku_oimachi/status/1489838918447267846?s=20&t=aGqEesrXxN33YQDpOYDCsA
ただし、すでに医師から高血圧と診断されている人や、降圧剤を服用している方は高温のサウナや低温すぎる水風呂は体に負担がかかって危険です。
中低温のサウナに短い時間で入るなど、サウナの入り方は工夫するようにしましょう。
限界ギリギリまでサウナ室にい続けるような入り方だと、体調を崩す場合もあります。
無理をせず、体がキツくなる前にサウナ室を出るようにしましょう。
じっくり入りたいのであれば、ミストサウナのような低温サウナをお勧めします。
また、水風呂に入る時も注意が必要です。
いきなり低温の水風呂に入ると血圧が一気に上昇して危険なので、まずはぬるめのシャワーで体を慣らし、20℃程度の水温の水風呂に足からゆっくり入るようにしましょう。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることでもサウナと似た効果を得られるので、体調の悪い時はサウナではなく入浴してリラックスするのもおすすめです。
まとめ:サウナはさまざまなお悩みに効果あり!
サウナ入ることで、ハゲ・体臭・高血圧などさまざまなお悩みを改善できる場合があります。
あなたのお悩みに合わせて、サウナの入り方を工夫するようにしてみましょう。
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