サウナに入ると、血行が良くなったりリラックス効果を得られたりするなどさまざまなメリットがあります。
しかし、正しい知識なしでサウナに入ると、思わぬデメリットによってかえって体調が悪くなってしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、サウナのデメリットを紹介し、その対処法も解説していきます。
最近サウナにハマったという方や、サウナに入る時の注意点が知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
気を付けよう!サウナのデメリット
それでは、さっそくサウナのデメリットをチェックしていきましょう。
- 熱中症や脱水症状の危険性がある
- 身体に負担がかかる
- 脳梗塞や心筋梗塞のリスクがある
- お金がかかる
- 時間が取られる
- 肌や髪が痛む
熱中症や脱水症状の危険性がある
サウナでは大量の汗をかくことで、体内の水分量が減少します。1回のサウナでの水分減少量は500ml〜1Lとも言われるほどです。
大量の汗によって体から水分が失われると、熱中症や脱水症状のリスクが高まってしまうというデメリットがあります。
身体に負担がかかる
心臓や肺、血管など身体に負担がかかりやすいのもサウナのデメリットです。
サウナで血管内の水分が減少することで、血液がドロドロ状態になり、血管や心臓に大きな負担がかかります。
また、サウナで体を温めた後、すぐに水風呂に入ると血管が急激に収縮し、心臓に負担がかかってしまいます。
脳梗塞や心筋梗塞のリスクがある
上記のようにサウナで身体に負担をかけると、最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしてしまうこともあります。
特に、体が弱い人や高齢者の方は、急激な温度変化には注意しましょう。
お金がかかる
サウナを趣味にすると、どうしても施設を利用するための入浴料・入館料などがかかります。
最近はハイクオリティなサウナや豪華な施設も多く、その分入館料などが高いケースも多いです。
出費がかさんでしまいがちなのをデメリットだと感じる人もいるでしょう。
時間が取られる
サウナ→水風呂→外気浴の1セットをこなそうと思うと、15分〜30分程度はかかるでしょう。
3セット程度楽しみ、着替えや髪を乾かす時間を含めると、最低でも1時間〜1時間半程度は確保する必要があるでしょう。
30分〜1時間程度でサクッと楽しみたいと考えている場合は、あまり適していないかもしれません。
肌や髪が痛む
サウナ室内の空気は乾燥していて高温に保たれているため、肌や髪から水分が蒸発しやすい環境となっています。
高温で乾燥した場所に長くいると、肌や髪はダメージを受けやすい状態となります。
サウナから出た後、肌や髪のケアを怠ってしまうとどんどん傷んでいってしまうでしょう。
サウナのデメリットへの対処法
上記で解説したサウナのデメリットには対処法もあります。
以下の対処法を知ることで、安全かつ快適にサウナを楽しみやすくなるでしょう。
- サウナの前後にしっかりと水分補給を行う
- 水風呂の前はシャワーや掛け湯をする
- 休憩時間を十分に確保する
- 定額サウナを利用する
- サウナハットで髪や肌を守る
- サウナ後は丁寧に保湿をする
サウナの前後にしっかりと水分補給を行う
まずは、サウナの前後に十分に水分補給を行うことを意識しよう。
また、脱水症状や熱中症になるのを防ぐため、1セットが終わるたびにコップ1杯程度の水分補給を行うように心がけよう。
水風呂の前はシャワーや掛け湯をする
サウナで体を温めた後、すぐに冷たい水風呂に入ると心臓に大きな負担がかかります。
そうならないためには、腕や足など心臓に遠い場所から徐々に掛け湯・シャワーでゆるやかに体を冷ましていくのが大事です。
休憩時間を十分に確保する
サウナを楽しんだ後は、休憩時間を十分に確保しましょう。
体が落ち着いていない状態でサウナに連続して入ると、体がしんどくなったり体調が悪くなったりしてしまうかもしれません。
脈拍や身体の調子が落ち着いてから、再度サウナ室に入るようにしましょう。
定額サウナを利用する
サウナにかかるお金が気になる方は、定額サウナを利用するのも一つの手です。
「月額〇円」と決められているサウナでは、サウナを利用すればするほど1回あたりのサウナ入浴料金が安くなります。
毎日サウナに入らないと気が済まない!という方は、定額制のサウナを検討してみましょう。
サウナハットで髪や肌を守る
サウナ室内の高温や乾燥から髪や肌を守るためには、サウナハットをかぶるのが有効です。
サウナハットをかぶることで、ハット内の温度や湿度が一定に保たれやすくなり、乾燥や熱によるダメージを防ぎやすくなります。
サウナ後は丁寧に保湿をする
サウナから出た後は、顔や体の保湿をいつもよりも丁寧に行いましょう。
サウナ後の肌は普段に比べて乾燥しやすくなっているため、化粧水やクリームなどでしっかりと水分を与えてあげるのがおすすめです。
まとめ
今回は、サウナのデメリットとその対処法を解説しました。
サウナに入る時の注意点やデメリットが知りたいという方は、本記事を参考にしてみてくださいね。
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