「サウナにスマホって持ち込んでいいの?」「サウナ室って暇なんだよな…」などと考える人は多いのではないでしょうか。
最近は防水スマホなども発売されているため、湿度の高いサウナ室に持ち込んでも大丈夫では、と考えるかもしれません。
今回は、サウナ室に電子機器を持ち込む危険性について、詳しく解説します。
スマホがなくてもサウナを楽しめる暇つぶし方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
サウナに電子機器を持ち込んでも良い?
壊れる可能性が高い
最近のスマートフォンなどは、高い防水機能を備えているものも多いです。
「防水機能があればお風呂やサウナでも平気でしょ?」と思う方がときどきいますが、それは誤りです。
防水スマホは基本的に「常温の真水」を想定したものなので、浴室やサウナ室のような高温多湿の環境はスマートフォンの故障の原因となります。
たとえ防水ケースなどに入れたとしても、高音のサウナ室で熱が伝わらないように保管するのは難しいですし、温度変化によって防水ケースの内部やスマートフォンの内部で結露が起こる可能性もあります。
塩分を大量に含む「汗」がスマートフォンに付着する可能性もあるため、サウナ室にはスマートフォンなどの電子機器は持ち込まないようにしましょう。
マナー的にもNG
そもそも、カメラ機能がついたスマートフォンなどを浴室やサウナ室で使うのは、マナーとしても良くありません。
服を脱いでリラックスする場所で、他人がカメラを構えていると思うといい気はしませんよね。
実際にカメラ機能を使う・使わないという問題ではなく、お互いに不快に思う可能性のある行動は避けましょう。
もちろん、脱衣所でもスマホをいじったり通話したりするのはNGです。
たまに髪を乾かしながらスマホを触る人や、友人同士で記念写真を撮るためにスマホを出す人がいますが、他の人の迷惑になる場合があるため注意しましょう。
また、そのような行動を見かけた場合は、厳しく注意するのではなくやんわりと教えてあげましょう。
ルールやマナーを知らないだけということも十分考えられるので、サウナの先輩として優しく注意できると良いですね。
スマホはロッカーか貴重品入れに預けよう
スマホは浴室に持っていくのではなく、カバンの中に入れてロッカーに預けるか、貴重品入れに預けることをおすすめします。
しっかりと鍵のかかる場所に保管し、脱衣所に入ってから出るまでは基本的に触らないようにしましょう。
時間をチェックしたいという場合は、腕時計を用意しておくとスマートですね。
防水用の腕時計であれば、浴室内に持ち込むことも可能です。
ただしその際も、施設のルールはしっかりと守るようにしましょう。
サウナ中の電子機器を使わないおすすめ暇つぶし方法
サウナ室は暇だから何をすれば良いかわからない、という人は以下の方法を試してみましょう。
テレビを見る
テレビのついているサウナ施設であれば、ぼーっと番組を眺めているのが一番の暇つぶしです。
好きな番組を選ぶことは基本的にできませんが、普段見ない番組でもサウナ室で流れていると、ついつい見入ってしまう…なんてことも。
サウナ室は何もなくて暇!という方は、サウナ室内にテレビが設置されている施設を探してみましょう。
ストレッチ・ヨガをする
ただし、サウナ室内は高温なので、普段通りに行うと体調を崩す危険性もあります。
筋肉をほぐす、体を柔らかくする、という程度にとどめておくことをおすすめします。
ゆっくりと呼吸をしながら体を伸ばしてみると、さらにリラックス効果が期待できるかもしれません。
他の人がサウナ室内にいる場合や、人が入ってきた場合は迷惑にならないように気をつけましょう。
瞑想する
外部からの刺激が少ないサウナ室だからこそ、自分の心を刺激から解放する瞑想はおすすめです。
頭の中を空っぽにして自分自身と向き合うことで、心の中からリフレッシュできるかもしれません。
何も考えずに「無」になることは、初めのうちは難しく感じると思いますが、何度も回数を繰り返すうちに徐々に「無」になる時間が増えていくはずです。
考え事に没頭する
瞑想しようと思っても結局いろんなことを考えてしまう、という方は思い切ってとことん考え事に没頭するのも一つの手です。
今後のキャリアビジョンについて改めて考えてみたり、仕事の新しい企画について思いを巡らせてみたり、今晩の献立について冷蔵庫の中身を思い出してみたり、考えることは自由です。
思考の赴くまま自分自身と向き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、サウナでの電子機器利用について解説しました。
サウナーみんなが気持ちよくサウナを楽しめるように、脱衣所や浴室でのスマホ利用には特に気をつけましょう。
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