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水風呂が苦手な人集合!水風呂がスムーズに入れるようになる3つのコツ

約6分
水風呂が苦手な人集合!水風呂がスムーズに入れるようになる3つのコツ

「サウナは好きだけど、水風呂は苦手」

その気持ち本当に、本当によ〜〜くわかります!現在はサウナ歴7年を超えたわたしも、サウナを始めた当初は全く水風呂に入れなかったからです。

しかし、とある“3つのコツ”を習得したおかげで、今ではスムーズに水風呂に入れるようになりました。

そこで今回はわたしのように「水風呂が苦手」という方、「水風呂が苦手だけど克服したい」という方に向けて、水風呂にスムーズに入れるようになるコツを紹介します。最後まで読めば、苦手な水風呂のことがちょっと好きになっているはず……?

これさえ意識すれば水風呂克服?3つのコツ

・水風呂に入るのが怖い
・そもそも苦手
・勇気が欲しい

そんな方に向けて、わたしが実践したコツを3つ紹介します。

①サウナでしっかり温まる

「水風呂に入ると心臓が止まりそうで怖い」

サウナを始める前、わたしの中で「水風呂=恐怖」でした。急に冷たい水に入ったら心臓が急に止まりそうで怖かったからです。そこで、とある方に「水風呂が怖くて入れない」と相談しすると「ちゃんとサウナで温まっていないからじゃない?」と返ってきました。

さらに「限界!と思ってから100秒数えてみて」というアドバイスをもらい、実践してみると……。サウナから出た瞬間「あっつい!!体を冷やしたい!!!」と本能的に感じました。それまでも自分なりにアツアツの状態でサウナ室から出ているつもりでしたが、実際は「体の深部」まで温まれていなかったことに気付かされました。

体が冷えた状態での水風呂は怖いですが、体が温まっていれば、むしろ冷たい水風呂に入りたいと思える。あっつい夏のプールと一緒ですね。

「サウナでしっかり温める」簡単そうに聞こえますが、わたしと同様案外できていない方も多いと思います。

どれくらいまでサウナに入ればしっかり体が温まった状態なの?という方は、「背中中央部が温まったと感じたら出る」を意識してみてください!感覚的すぎてわからないという方は「通常の心拍数より2倍になったら」を参考にするといいかもしれません。

サウナに入る時間は人それぞれなので、「この感覚が自分的にしっかり温まってる」という感覚を掴みに行くのもゲーム感覚で面白いと思います!(ただし無理は禁物です)

②息をふ〜っと吐きながら入る

水風呂に入るとき、ついつい息を止めていませんか?実はそれこそ「逆効果」

胸と腹部を仕切る横隔膜が下がり、血流が心臓に押し戻され、心拍数が上昇。心臓への負担が大きくなり「ツライ」と感じやすくなるんです。

一方で息をふ〜〜っと吐きながら入ると、横隔膜が上がり心臓に戻る血流が抑えられます。息を吐くことで余分な力が抜け、リラックスしやすくなり、「冷たい」という感覚を和らげられます。徐々に水風呂の温度に慣れてくると「心地よさ」と感じられるはず。ぜひお試しを!

③手を水風呂に入れない

手のひらには温度調整を担う血管が流れており、寒さには非常に敏感。そのため水風呂に手のひらをつけると必要に以上に「冷え」を感じ取りやすくなります。手をつけて水風呂に入ると感じる温度はマイナス2度と言われるほど。(かなり大きい差ですよね!)

逆にいえば、手を水風呂に入れなければ冷えを感じるスピードはゆるやかになります。手を上に上げて水風呂に入るのでちょっと恥ずかしいかもしれませんが、騙されたと思ってぜひ試してみて下さい。

手をつけて入る水風呂、手をつけないで入る水風呂で、どのくらいの体感差があるかも実際に試してみるのも面白いですよ!

水風呂に入れるようになるといいこと2つ

どうしても水風呂が苦手……克服できそうにない……。

とはいえ、水風呂に入れると一体何がいいの?という方もいるはず。
大の水風呂苦手だったわたしですが、水風呂に入れるようになると3つのいいことがありました!

①うわさの「羽衣」を体験できる

「羽衣(はごろも)」……聞いたことありませんか?
イラストのように、水風呂のなかでじっとしていると体の表面にできるうす〜い膜のこと。

あれだけ冷たくて怖かった水風呂も「羽衣」ができれば無敵モード!水風呂と体の間に薄い膜があることで、不思議と水風呂の冷たさを感じなくなるんです。

ただし、羽衣は水流に弱く、ちょっとした振動で破れてしまいます。ぶくぶくと泡が出るタイプの水風呂や、人の出入りが激しい水風呂だとすぐ破けてしまうので注意が必要です。

②サウナ→外気浴よりも心地よさがプラス+

先日とあるサウナ施設で友人にサウナを教える機会がありました。友人はサウナ初心者だったので、まず1セット目は「サウナ→外気浴」のみ。2セット目からは、「サウナ→水風呂→外気浴」を体験しました。

そこで改めて実感したのですが、水風呂を挟むことで外気浴の心地よさが格段にアップするということ。

サウナで「熱い」→水風呂で「冷たい」をくり返し「極限状態」の体を休憩させることで、急激にととのいます。血流がサーっと全身を流れ、匂いや音に敏感になり、頭がすっきりした感覚=ディープリラックス状態を体験できるんです。

水風呂はサウナに欠かせない存在、ととのうためには水風呂は欠かせないと言われる理由はこれです。サウナの後に水風呂に入ることで、そのあとの休憩までの振り幅を大きくすることが重要なのです。

水風呂は決して「必ず入るべきもの」ではない

①サウナで体の芯まで温まる
②水風呂にはふ〜っと息を吐きながら入る
③水風呂に入る時は、手を水に浸けない

水風呂にスムーズに入るための3つのコツを紹介しました。

今では水風呂に入れるようになったわたしですが、キンキンに冷えた水風呂は今でも苦手ですし、施設によっては水風呂に入らず水シャワーで済ませ、そのまま外気浴を楽しむこともあります。

サウナ浴で一番大切なのは「心地よい」と感じることです。

今回水風呂に入れるコツを紹介しましたが「いろいろ試してみたけど、やっぱり水風呂は好きになれない」と思ったらそれで問題なし。せっかくのサウナで「我慢」すればかえって逆効果。水風呂は決して必ず入るべきものではありません。

決して無理せず「心地よい」を大切にしながら、水風呂……ひいてはサウナを楽しみましょう!

参考文献

参考文献:『サウナ for ビギナーズ 2022,晋遊舎,20221,28ページ

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