突然ですがみなさん「趣味は?」と聞かれて「サウナです!」と即答できていますか?
最近サウナに行くのにハマっているけど「趣味」と言っていいものなのか……。
「趣味はサウナ」と公言すると「ととのうってなに?なんで水風呂入るの?」なんて質問攻めにあってしまうのではないか……。
さまざまなことが頭によぎり「趣味はサウナ」と即答できていない人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「趣味サウナ」を自信を持って公言したい方に向けて、答えられるようにしておきたい「サウナQ&A」をご紹介します。
1.【大前提】サウナが趣味は誰でも公言できる
サウナが趣味と即答できていない人の中には、サウナが趣味=サウナ知識が豊富な人というイメージがあるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、
・時々サウナに行く(頻繁じゃなくても)
・新しいサウナがオープンしたら気になる
どんな人でも「サウナが趣味」と名乗ってOKです!
そもそも「サウナが趣味」と名乗ることに誰かに断りを入れる必要なんてありません。
サウナは誰のものでもないからです。
サウナブームのきっかけを作ったドラマ「サ道」シーズン1の最終話にこんなセリフがあります。
若者よ、サウナを信じるな。
ととのうとは何か。ただの言葉だ。
特別な状態を追い求めてはいけない。
なぜなら、そんな状態はこの世に存在しないからだ。
幸せを信じ、求めることが、幸せでない苦しみを生み出すのだ。サウナとは、身体を温め、水風呂に入り、身体を休める。
ただそれだけのことだ。
そこにあるのは、安らぎと喜びだけ。
それ以上求めてはいけない。
あるがままに、その安らぎと喜びを感じていればいいのだ。サウナを信じるな…
引用:ドラマ「サ道」第12話『サウナとは?』より
これは「蒸しZ」と呼ばれるベテランサウナーが主人公へかけた言葉です。
サウナとは、ただ身体を温め、水風呂に入って、身体を休める……ただ、それだけのことなんです!
もちろん、初心者だからこそ気をつけるべきことははあると思います。(かけ水して水風呂に入る、こまめに水分補給するなどなど…)
ですが!サウナにどれだけ詳しかろうが、サウナに毎日入っていようが、自宅にサウナがあろうが、なかろうが……サウナに入ればみんな平等なんです。
つまり、少しでもサウナが好きという気持ちがある、時々でもサウナにいくことがある人は「サウナが趣味」と名乗ってOK。趣味と名乗ることに誰かにとやかく言われる必要なんてないんです!
いろいろ考えすぎて「サウナが趣味」と名乗れない方、いますぐ自分のSNSに「趣味はサウナ」と公言しちゃいましょう!
2.「サウナが趣味」なら答えられるとベスト!サウナQ&A
とは言ったものの「サウナが趣味」を公言するならば、ある程度サウナの基本マナーを心得ておくといいと思います。
なぜかというと「サウナが趣味」と公言すると「サウナってこうなの?ああなの?」なんて質問をよくされるようになるからです。
そこでここからは、急な質問攻めにあっても困らないよう「よく聞かれるサウナQ&A」をご紹介します!
このQ&Aを網羅して、自信を持って「趣味サウナ」を公言しましょう!
①サウナってどうやって入ればいいの?
「サウナが趣味=サウナにくわしい人」とイメージを持たれることは避けては通れない道。
筆者自身も「サウナってどうやって入ったらいいの?」とよく聞かれます。
そこで、こんな回答を準備するのはいかがでしょうか?
A:
「サウナ→水風呂→休憩を何度かくり返すのがおすすめ。でも最初は無理せず、可能な範囲からスタートするのがおすすめ。
サウナは5分〜6分、水風呂は入れたら1分、入れなかったらぬるめのシャワーで。休憩は好きなだけ!かなり水分を奪われるから、水分補給を忘れずに!」
あまり専門的な話をしても「ふ〜ん」で終わってしまうことも多いので。(笑)
「どのくらい入ったらいいかな?」と具体的な質問をされたときにはじめて「時間の目安」を伝えるのもおすすめです。はじめてのサウナを思い出して、失敗談を織り交ぜるのもいいですよね!
②ととのうって結局なんなの?
サウナに入らない人にまで浸透している「ととのう」というワード。
それって結局なんなの?という質問は多いと思います。そこでこんな回答を準備!
A:
「サウナの「熱い」・水風呂の「冷たい」の振り幅の大きい刺激を受けたあとに、ゆったり休憩することで、何も考えられないけど、身体はとっても軽くて気持ちがいい……トランス状態になること。
トランス状態の感覚は、人によって感覚が違うんだけど、ふわふわ宙に浮かんでいる感覚とか、天国にいるような感覚とか、人によって感覚はちがうと言われているよ」
なかなか言葉で説明しにくいと思うので「身体も頭も心もシャキッと調子がととのうみたいなこと!」と簡単に説明するのもいいと思います。
ととのう感覚は人に言われて理解できるものではない、と個人的には思っているので「実際に体験してみて!」とフランクにおすすめするくらいがベストかもしれませんね。
③水風呂が苦手なんだけど…
サウナは好きでも水風呂は苦手という方は多いですよね。
もしあなた自身も水風呂が苦手なら、自分なりの実践方法をぜひ教えてあげてください。
水風呂が大好きで入れない人の気持ちがイマイチ理解できない……という方はぜひこちらの模範回答を使ってみてください!
A:
「サウナでしっかり温まらないと水風呂に入るのはなかなか難しい。コツとしては、①水風呂に入るときに息を止めず、息をふ〜〜っと吐きながら入ること②手から上を水風呂に入れないことかな!
無理は禁物だから、無理して水風呂に浸からず36度くらいの不感風呂や水シャワーで体を軽く冷やして休憩するのもおすすめだよ!」
もっとくわしく知りたい方はぜひこちらの記事もチェック!
④サウナってなにがいいの?
この質問も多いです。
何がいいのかはそれぞれだと思いますが、自分なりに「なぜサウナが好きなのか」を言語化しておくとスムーズです!
筆者の場合、
「サウナに行くと穏やかなに気持ちになれて、明日からも頑張ろうって思えるんだよね」
「もうなんか頭パンクしそう!ってときにサウナに行くと強制的にデジタルデトックスできていいんだよね」
なんて回答しています。
他にも
・サウナ後のご飯がおいしいから
・体が温まるとそれだけで気持ちいいから
・いろんなサウナ施設に行くのが面白いから
などなど、サウナの魅力はひとそれぞれ、無限にありますよね。
自分なりの言葉でサウナの魅力を伝えられると「あ〜このひと本当にサウナが好きなんだな」が相手により伝わりますよ。
3.趣味サウナを公言して、さらにサウナを楽しもう!
「趣味サウナ」を自信を持って公言するためのQ&A、役に立ちそうでしょうか?
「趣味」と公言してしまうと途端にハードルが上がって、サウナグッズや最新のニュースにもくわしくないといけないのかな……なんて思っている方もいるかもしれません。
冒頭にもお伝えしましたが、サウナは身体を温め、水風呂に入り、休憩して心地よくなる、ただそれだけの場所です。
あまり考えすぎず、自分なりの楽しみ方でサウナを楽しめばOK!
ただし、自己流で危険な入り方をするのはNGです。
正しく入り、正しく楽しむことをぜひ意識して、自分なりの「趣味サウナ」を楽しんでください。