サウナに興味はあるけど、潔癖症の傾向があって足を運ぶのを躊躇ってしまう、という人もいるのでは。
今回は、潔癖症気味の方でもサウナに入れるようになるための対処法をお伝えします。
潔癖症とは
「潔癖症」とは、清潔へのこだわりが強く、不潔に感じられるものを極端に避けたり、他人が触ったものを汚く感じたりしてしまう性格のことをいいます。
サウナは他人と同じ場所に座ったり、同じ椅子を使用したりするため、潔癖症の方にはハードルが高いと考えられやすい施設です。
潔癖症とまでは言えなくても、他人の汗がついたサウナマットや汗を流さずに水風呂に入る人に抵抗を覚える人は多いはず。
もちろん、潔癖症の方が辛い思いをしてまでサウナに入るのはお勧めしませんが、サウナに興味のある場合はぜひ下記の方法も試してみてはいかがでしょうか。
潔癖症の人がサウナに入るための対処法
潔癖症の方が、サウナに挑戦するときに気を付けたいポイントや対処法をまとめました。
- 清潔な施設を選ぶ
- タオル交換の可否を調べる
- サウナマットを持参する
- プライベートサウナを利用する
- 朝イチのサウナを利用する
清潔な施設を選ぶ
まずは、施設の公式サイトや口コミを確認し、なるべく清潔にしている施設を選びましょう。不潔な状態のサウナ施設はほとんどありませんが、ちょっとでもあれ?と思うようなことがあれば避けておくほうが無難です。
また、比較的新しい施設やリノベーションされた施設を選ぶのも良いでしょう。
例えば、銭湯や古めの温浴施設などではゴム紐でできたタイプのロッカーキーやサウナキーを採用しているところもあります。特に気にならないという人であれば問題なく利用できますが、濡れた紐が皮膚にくっつく感覚がなんとなく気持ち悪いと感じる人もいるとか。
そんな方は、シリコンやプラスチックなどでできたタイプのロッカーキーのほうが安心して使えるかもしれませんね。
タオル交換の可否を調べる
銭湯などでは基本的に自分のタオルを持ち込むか、施設のタオルをレンタルまたは購入するかです。
サウナ施設などでは、入館料にタオルのレンタル代が含まれているところが多いですが、利用できるタオルの枚数は施設によって異なります。
浴室の入り口にタオルが置いてあって、何枚でも自由に使えるような施設もあれば、入館時に館内着などと一緒にまとめて1セットを渡される施設もあります。
サウナ検索サイト「サウナイキタイ」では、フェイスタオルやバスタオルが何枚利用できるかも指定して検索可能です。
なるべく都度新しいタオルを使いたい、という場合は「フェイスタオル使い放題」「バスタオル使い放題」にチェックを入れて検索してみると良いでしょう。
サウナマットを持参する
多くのサウナでは、サウナ内のベンチの座面には大きめのサウナマットが敷かれてあります。
基本的にはこの上に自分のタオルなどを敷いて座るのがマナーですが、守らずに直に共用のサウナマットに座る人もいます。そうなると、潔癖症の傾向のある方は共用のサウナマットに触れるのに抵抗を感じるのではないでしょうか。
なるべく他人の触れた場所に座りたくないと考える場合は、自分用のサウナマットを持参するか座る用のタオルも余分に準備しておくと良いでしょう。
施設によってはタオルと同じくサウナマットやビート板が使い放題という施設も存在します。こちらもサウナイキタイで検索できるので、ぜひ試してみてくださいね。
プライベートサウナを利用する
他人の触れた場所や使ったものなどが気になってリラックスできないという方は、プライベートサウナを利用するのも良いでしょう。
最近は、都市部を中心に1人〜少人数で貸切可能なプライベートサウナが増えています。一般的なサウナに比べると少し値は張りますが、一人きりの快適な環境を求めるのならぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
https://twitter.com/swutUTIlMNTacoU/status/1397504455730368514?s=20&t=1FJB4E5lXPSQxIco0hJw_Q
アウトドアが好きな方は、テントサウナに挑戦するのも良いかもしれませんね。
他人の存在を気にせず、自然を楽しみながらサウナでリラックスできますよ。
朝イチのサウナを利用する
利用したいサウナ施設があるけど、他の人がいると気になる…という場合は、朝イチで訪問してみては。
朝イチだとシャワーや水風呂もまだ利用されていないことも多く、気持ちよくサウナに入れるでしょう。開店直後だと人が少ない傾向にあるため、周りの人を気にせずにのんびりと楽しめるのもポイント。
時間に余裕のある方は、ぜひ営業が始まってすぐのサウナに行ってみましょう。
まとめ
今回は、潔癖症気味の方向けの対処法や気をつけたいことをお伝えしました。
一口に「潔癖症」「潔癖症気味」といっても、人によって我慢できる範囲は異なります。必ず無理はせず、自分の挑戦できる範囲で試してみてくださいね。