「大好きなサウナに関わる仕事がしたい!」
「お気に入りのあの銭湯サウナで働いてみたい!」
「すきを仕事にする」人が多いなか、サウナ施設で働くことに憧れている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、過去とある温浴施設でアルバイト経験がある筆者が、
・サウナ施設で働いてよかったこと・大変だったこと
・求人の見つけ方
などを紹介します。
サウナや銭湯で働くことに興味のある方はぜひ参考にしてください。
1.サウナで働くってなにする?具体的なお仕事内容
サウナ、温浴施設で働くって結局なにするの?という方のために具体的なお仕事内容についてご紹介します。
フロント業務
受付での応対や館内利用の案内などを担当するフロント業務。銭湯では受付を「番台」と呼ぶこともあります。
・電話応対
・リネン(タオル類)補充、回収
・アメニティやグッズの販売
・館内の清掃業務
など、フロントの業務はとても幅広いです。利用者と必ず接する役回りであることから、人と関わることが好きな方、接客が好きな方に向いていると思います。
銭湯や少数精鋭のサウナ施設の場合、フロント業務とほかの業務を兼任することも多いようです。
浴室脱衣所見回り、清掃
浴室や脱衣所周りの見回りや清掃などを担当する業務。ここでは総じて「お風呂管理」と呼ぶことにします!
・イベント準備・対応
・脱衣所内の清掃、整理整頓
・利用者への案内業務
・アメニティ類の管理・補充
・サウナ、お風呂の温度管理
・リネン(タオル類)補充、回収
・体調不良者の対応
浴室や脱衣所で清掃したり、ゴミを回収するスタッフさんを見かけたことありませんか?浴室や脱衣所周りのスタッフは、浴室内の秩序(ルール)が守られているか、お風呂の温度が適切に保たれているか、などを見回りつつ、清掃やアメニティ補充などを行います。
また、体調不良者が出た場合の対応もお風呂管理が担うことが多いです!
安全にお風呂やサウナを楽しめるよう、あらゆるところに目を配らせる必要があります。掃除やアメニティ補充など、バックヤードで作業する時間も多いですが、利用者の応対も多いため、細かい作業が得意な方、接客がすきな方に向いています!
アウフグース・ロウリュスタッフ
アウフグースやロウリュイベントを行う施設では、いわゆる「熱波を担当するスタッフ(熱波師)」が存在します。
ロウリュ+タオルやうちわで熱波を送る=アウフグース(アウフギーサー)
ロウリュはサウナストーンにアロマ水をかける作業になるため、比較的短い時間での作業になります。
アウフギーサーは10分〜15分ほどサウナ室内で、ロウリュ+熱波をくり返すことになります。熱いサウナ室に滞在する忍耐力と、全身をつかってタオルやうちわで熱波を送る体力が必要です。
とはいえ、フロント業務と熱波、お風呂管理と熱波など、他の業務と兼任していることが多く、イベント時間中はサウナ室に常駐するイメージです。
近年のサウナブームにより日本のアウフグースはとても注目されています。「熱波師になりたい!」とサウナ施設のアルバイトからはじめる方が多いようです。
清掃スタッフ
開店前や閉店前の時間を使い、浴室や脱衣所内の清掃・お湯張りなどを担う清掃スタッフも存在します!
温浴施設は浴室の広さなどの関係上「清掃スタッフ(開店前の時間に働く)」「営業スタッフ(開店時間に働く)」スタッフが分かれることも多いですが、銭湯の場合は清掃スタッフがそのまま営業時間に働くことも多いようです。(※もちろん施設によって異なります)
2.サウナ施設で働いてよかったこと・大変だったこと
・仕事おわりにサウナに入って帰れる
・お風呂や健康についての知見が広がる
・熱波ができるようになる
・お客さんが喜ぶ姿を見られる
・人気施設だと混雑対応が大変(入場制限の管理)
・裸足になる時間が多く冬場は寒い
・シフトによっては早朝・深夜になる
・水しごとが多いので肌が荒れやすい
・排泄物や嘔吐物の処理がある
・体調不良者の対応がある
温浴施設でのアルバイト経験がある筆者が、働いて「よかったこと」「大変だったこと」をあげてみました。
こうして書き出してみると「大変だったこと」の方が多いように見えてしまいますが……結論、サウナや入浴がすきな方は温浴業界のアルバイトは楽しいと思います!
実際わたしは、お風呂管理をしながら熱波イベントも担当していた。アロマの効能や基本的な仰ぎ方などを習得できましたし、入浴に関する知見も広がって、現在の仕事にも生かされています!
ただ、入浴中に体調をくずされてしまう方がいたり、排泄物や嘔吐物の処理が必要な場合があったり、きれいで楽しいことばかりでないのが現状です。
それでも、仕事帰りに無料で入浴できたり、サウナに入れることは、サウナ・お風呂が好きな方にとってはこの上ない大きな特権だと思います!
4.サウナや銭湯で働きたい!求人の見つけ方
最後に、具体的にどうやったらサウナや銭湯で働けるのかについてお話ししていきます!
②SNSで求人に関する投稿がないか確認する
③現地で求人募集がないか確認する
最近はSNS等で求人募集する施設や銭湯も多く見かけるようになりました。
「お気に入りのあの施設・銭湯で働きたい」といった想いがある方は、現地で求人募集の張り紙がないか、またはお店の方に直接聞いてみるのもおすすめです!
サウナや銭湯で働きたい!と思っている方は、ぜひ実際の求人募集を見つけて、温浴業界へ飛び込んでみてくださいね。