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サウナストーブやサウナストーンとは?サウナの設備について解説

約5分
サウナストーブやサウナストーンとは?サウナの設備について解説

普段楽しんでいるサウナの設備について考えたことはあるでしょうか。

サウナ施設には、サウナを楽しむために必要なさまざまな設備があります。

今回はサウナ内にある設備やアイテムについて、その役割を詳しく紹介していきます。

サウナの設備やアイテムについて知ることで、サウナの新しい楽しみ方に気付けるかもしれません。

今までサウナの設備を気にしたことがなかった、という人はぜひ参考にしてみてください。

サウナストーブ

出典:METOS

サウナストーブは、サウナに欠かせないサウナ室を温めるための装置です。

サウナストーブにはさまざまな種類があり、温め方の違いや熱源の違いによって分類できます。

温め方の違いは、ストーブタイプとして下記のように分類できます。

  • 遠赤外線型
  • 対流式(ストーン)
  • 格納式(ボナサウナ)

まず、遠赤外線型は銭湯などでよく見かけるベーシックなタイプのストーブです。

柵が設置してあり、その奥に黒いパイプが見えるようなサウナストーブは遠赤外線型です。

サウナによっては「コンフォートサウナ」と称されることもります。

次に、サウナストーンが積んであるタイプのサウナストーブは対流式のサウナストーブです。

積んであるサウナストーンが山のように見えることから「ロッキーサウナ」とも呼ばれており、ロウリュができるタイプのサウナも多く人気があります。

最後に、サウナストーブが見えないタイプは格納式と呼ばれます。

ぱっと見はサウナ室にストーブがないように見えますが、壁面や座面の中にストーブが収納されているためコンパクトなサウナには多いタイプです。

熱源の種類もガスや電気、薪などとさまざまです。

サウナイキタイでも実はサウナストーブのタイプや熱源を指定して検索することができます。

ストーブタイプは「遠赤外線型」「対流式(ストーン)」「格納式(ボナサウナ、床面、壁)」の中から選択することが可能です。

熱源は、「ガス」「電気」「薪」の3種類から選択できます。

自分の好きなサウナストーブのタイプを選んで訪れてみるのも通な楽しみ方ですね。

サウナストーン

ロウリュができるタイプのサウナでは、サウナストーブに石が積んであります。

この石のことをサウナストーンと呼び、サウナストーンを温めることによってサウナの熱源となります。

サウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させるロウリュはさまざまな施設でも人気があります。

フィンランドのサウナで古くから利用され、現在も最も多く利用されているサウナストーンは香花石という石を使用しています。

香花石はフィンランド全土から採掘される最もスタンダードなサウナストーンです。

マグマが氷河で冷やされて長い時間をかけて硬化したもので、密度が高く熱に強いという特徴を持っています。

大きなサウナストーンは熱しにくい分冷めにくいという特徴があります。

一方、小さなサウナストーンは熱しやすい反面、ロウリュなどですぐに温度が下がるという特徴を持っています。

そのため、サウナストーブにストーンを設置する際は、大小様々なサウナストーンを設置することが多いです。

最近は石ではなくセラミックでできたサウナストーンも登場してきています。

サウナタイマー(12分計)

サウナで見る時計といえばこれ。普通の60分計が設置されているのはまれです。

サウナタイマー(12分計)は、長針は1分で一周し、短針は12分で一周する時計です。

サウナ室の高温に耐えられる特殊な作りで作られています。

限界に近づいてきた時はなぜか12分計の針の動きがゆっくりになった気がするのはサウナーあるあるかも…?

チラー

サウナを楽しむためには水風呂も必須です。水風呂を冷やすための冷却装置をチラーと呼びます。

北海道や東北など涼しい地域では地下水や水道がもともと冷たいため、チラーが設置されていないこともあります。

これ以外の地域で水風呂に10度以下「シングル」を求める場合、チラーは必須と言えるでしょう。

東京都の夏の水温は最高で30℃近くに達することもあるそうです。

夏でもキンキンに冷えた水風呂に入れるのはまさにチラーのおかげと言えますね。

チラーはサウナだけではなく、空調や工場の冷却設備として利用されることも多いです。

温度計・湿度計

12分計の近くに設置されていることが多いのが温度計・湿度計。

サウナ室に入ると必ず温度や湿度を確認する、というサウナーも多いでしょう。

温度計に比べると湿度計が設置されているサウナはまれかも。

乾式サウナ用と湿式サウナ用に分かれているものもあるので、注意が必要です。

ちなみに、一般的な乾式サウナ(ドライサウナ)は温度が90℃〜100℃程度で、湿度10%程度と言われています。

銭湯や健康ランドなどに設置されているサウナは乾式サウナが多いです。

これに対して、サウナーに人気のフィンランド式サウナは湿度が高い湿式サウナです。

フィンランド式サウナでは、熱したサウナストーンに水をかけて大量の水蒸気を発生させるロウリュを行うことが多いです。

湿度が高くなるほど体感温度が上がるので、ロウリュを行うと一気にサウナ室の温度が上がったように感じるのです。


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