サウナでガッツリ汗を流したいけれど、温泉でのんびりするのも捨て難い…。そんな欲張りな方の希望を叶える施設が、実は東京・巣鴨に存在します。
今回は、東京染井温泉SAKURAのレポートをお届けします。
施設の概要・アクセス
| 営業時間 | 10：00〜23：00（22：30受付終了、最終浴室利用時間22：50まで） |
| 入館料 | 大人1,320円、子供770円 |
| 回数券 | 11枚綴り13,200円 |
| レンタル用品 | フェイスタオル165円、バスタオル275円、タオルセット385円、館内着330円 |
東京染井温泉は、山手線・巣鴨駅から徒歩10分程度とアクセス抜群な場所に存在します。
駅からは送迎バスも運行されているので、電車の時間がうまく合う場合や、歩くのが辛いという方は利用してみてくださいね。
看板に従ってエントランスに進むと、突然日本庭園が目の前に現れます。綺麗に手入れされた緑は高級旅館を思わせるような雰囲気です。
「THE 日本」といわんばかりの雰囲気に否応なしに期待感が高まります。
それでは早速受付に向かいましょう。受付ではリストバンドを渡されます。ロッカーキーの開閉や館内での支払いがすべてリストバンドで完結する仕組み。
フェイスタオルやバスタオルは有料でのレンタルとなっているため、なるべく支払いを抑えい方は持っていくのを忘れないようにしましょう。
ロッカー室では空いている好きなロッカーを選んで利用します。リストバンドをかざすとロッカーの鍵がかかります。リストバンドの番号とロッカー番号は同じではないので、どの場所のロッカーを利用したか忘れないようにしましょう。
まずは温泉でリラックス！
浴室は天井が高く、開放的な雰囲気です。内風呂の実際の面積はそれほど広くはありませんが、広い窓から露天スペースが見えるようになっているなど空間の使い方が上手い印象を受けます。
露天には、天然温泉の岩風呂やシルキーバスなどがあります。都心の空を眺めながら入る温泉は最高ですね。
露天スペースからは有料の岩盤浴も利用できるというちょっと変わった作り。露天スペースも小さな庭園風の作りとなっており、雰囲気は上々です。
海外からの観光客と思しき方々もチラホラ。とはいえ、あまり大声で騒ぐような人もおらず、各々のんびりとお湯を楽しんでいる印象でした。
スタジアムサウナで広々じっくり汗をかく
女性浴室のサウナはスタジアムサウナとミストサウナ。サ室前にビート板があるので、持って入ります。
スタジアムサウナに入ると、大きな2つのサウナストーブが目に入ります。イズネスストーブとガスストーブが1台ずつ設置されているようです。
コロナ対策ということで間隔を空けてサウナマットが敷かれていますが、それでも7段あるので十人以上は余裕で入れるくらいの大きさです。
平日の昼頃に入りましたが、満員になるということはなく大体6〜7人くらいがサウナを利用していました。
最上段に座る人はほとんどおらず、人気は下段。上段好きのサウナーには穴場かも？
筆者の場合は迷わず最上段に腰掛けます。座ってすぐはのんびりいられそうな熱さかな？と思うのですが、ジワジワと温まってきて5〜6分もすればかなり汗をかけます。
そして、特筆すべきは毎時30分のオートロウリュ。下から突き上げてくるような熱風が一気に体を包み込みます。3回ほどのロウリュが終了すると、爪先が痛いほどアチアチに。
オートロウリュ、本当に最高なので、ぜひ1時間に1回ではなくせめて30分に1回くらいにしてほしいところ。
深めの水風呂でゆっくり冷やされよう
しっかりと温まったら、水風呂へ向かいましょう。サウナ横のシャワーか桶で体の汗を流して水風呂に浸かります。
深さがしっかりあって広い水風呂で最高！水温は18℃程度とそれほど冷たくありませんが、広さと深さがあるからか、しっかりと冷やされます。
他の人とほとんどかぶらなかったので、足を伸ばして全身水に包み込まれる感覚を味わえるのはとても気持ちよかったです。
都心の空を見上げながら外気浴でととのう
最後は露天スペースでの外気浴。東京染井温泉SAKURAは、サ室→水風呂→外気浴の導線が素晴らしいのもポイント。
すべての場所移動が数歩で終わるので、ととのいタイミングを逃しません。
個別の椅子はありませんが、大きめのベンチが二ヶ所にあるので、スペースがなくて困ることはあまりないはず。内風呂にも休憩スペースがありました。
木々が風に触れる音に耳をけた向けつつ、都心の空をゆったりと見上げれば、そこはまさに天国…？しっかりととのえます。
時間制限なしでサ飯・ボディケアも楽しめる
東京染井温泉SAKURAは、時間制限がないのも嬉しいポイント。
2階には畳の上でゴロゴロできる広い談話室やTV付きのリクライニングチェアが設置されたリラクゼーションルームがあります。
リラクゼーションルームには女性専用スペースもあるので、男性の目が気になる女性も安心です。
談話室やリラクゼーションルームでは軽食のオーダーも可能だとか。
しっかりサ飯を楽しみたいなら、館内のレストランへ行きましょう。こちらも緑を望める落ち着いた作りとなっていて、リラックスしながらお腹を満たせます。
4名以上であれば宴会の利用もできるようです。
まとめ
今回は、巣鴨にある東京染井温泉SAKURAを紹介しました。
都内で時間制限なくのんびり楽しめるサウナ施設としては低価格の部類となるのでは。
和風の落ち着いた雰囲気が好みな方や、温泉とサウナの両方楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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