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サウナと痛風の関係は?痛風を起こしにくくするサウナの入り方をチェック!

約5分
サウナと痛風の関係は?痛風を起こしにくくするサウナの入り方をチェック!

「サウナが好きだけど痛風のリスクが気になる」「尿酸値が高いけどサウナに入っても良いか心配」と悩む方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、痛風が起こる仕組みやサウナとの関係、痛風を起こしにくくするサウナの入り方について解説していきます。

痛風とは

痛風(痛風関節炎)とは、血液中の尿酸が以上に増えることで引き起こされる病気です。

尿酸は、プリン体が体内で分解される際にできる老廃物の一種で、通常は毎日一定量が作り出されて、腎臓に運ばれた後に尿と共に排泄されます。

この尿酸が何らかの原因によってうまく排泄できなくなったり、大量に生成されたりして、血液中の尿酸値が上がってしまうと痛風になりやすくなります。

痛風になりやすい人・習慣とは

痛風の原因は、尿酸を作る量と出す量のバランスが崩れてしまうことです。バランスが崩れるおもな原因には以下のようなものがあります。

  • 食べ過ぎ
  • 飲み過ぎ
  • ストレス
  • 激しい運動
  • 腎機能の低下

体内の尿酸の排出バランスが崩れて尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態になると高尿酸血症となります。尿酸値を高いままほっておくと、痛憤はもちろん腎障害や慢性腎臓病、さまざまな生活習慣病のリスクが高まります。

関節にたまった尿酸の結晶が剥がれ落ちることで発生する痛風は、夏に起こりやすいと言われています。

これは、夏はたくさん汗をかいて脱水症状になることで、尿酸値が上がるためです。

尿酸値が高いほど痛風のリスクは高まるため、しっかりと水分を補給することが重要です。

サウナと痛風の関係について

ここまで解説したとおり、尿酸値が高い状態で体内の水分量が減ってしまうと痛風が発症するリスクが高まります。

サウナに入って大量の汗をかくと、体内から水分が失われるため血液が濃縮されて尿酸が結晶化しやすくなります。

一方、尿酸の約7割は腎臓を経て尿から排泄され、残りは汗や便から排泄されることから、サウナで汗を流した場合も尿酸はある程度排出されます。

富士薬品によると、健康な大人が5分間サウナに入って15分間休憩するサイクルを2回繰り返すと、発汗によって体重が減少し、血清尿酸値は増加、尿の量は約半分になって、尿として排出される尿酸も3割程度減少したとのことです。

これらは脱水の影響によるもので、血中の尿酸値はさほど上昇していないことから、サウナに入ると体内の水分が減って尿酸の割合が高まりやすい一方、汗として尿酸が排出される結果尿酸値自体にはあまり影響しないと考察されています。

ただし、サウナを出たあと十分に水分を補給しないままでいると、体内は脱水状態のままで尿酸値だけが高まっていくため、痛風が起きやすくなってしまうと考えられます。

加えて、サウナのあとにビールなどのアルコールを飲むのも痛風には悪影響です。

サウナの後にビールを飲むと、血中尿酸値が増加することがわかっており、痛風発作のリスクを高めやすいと言えるでしょう。

痛風を引き起こさないためのサウナの入り方

それでは、痛風が不安な方や尿酸値が高めな方はどのようにサウナに入ればよいのでしょうか。

痛風を引き起こさないためのサウナの入り方について解説していきます。

水分補給をしっかりと行う

まずは、水分補給をしっかりと行うことが重要です。

体内の水分量が少なくなると、相対的に尿酸の濃度が上がることで尿酸値が高くなります。

サウナに入る前と入った後は十分に水分補給を行いましょう。

サウナ→水風呂→外気浴のワンセットが終わるたびに必ずコップ一杯の水を飲む、というようにルールを決めておくのもおすすめです。

サウナ前後はアルコールや甘い飲み物を控える

痛風を起きにくくするためには水分補給が重要ですが、アルコールや甘い飲み物には注意が必要です。

アルコールの中でも特にビールには尿酸値をあげるプリン体が多く含まれているため、大量に飲むことで体内の尿酸値が上昇します。また、アルコールには利尿作用があり、脱水を起こしやすいのも尿酸値を高めやすい要因です。

さらに、清涼飲料水やジュースなどの甘い飲み物には、果糖が多く含まれています。果糖を体内で代謝する際に尿酸の生成が促されてしまうため、尿酸値が上がりやすくなります。

サウナ前後の水分補給は、ミネラルウォーターや麦茶などミネラルが補給できて糖分が含まれていない飲み物にすると良いでしょう。

激しいスポーツの後はサウナを控える

スポーツを楽しんだ後、サウナで汗を流してスッキリしたいという方は多いかもしれません。

しかし、激しいスポーツを行うと体内の尿酸値が上がりやすいため、痛風のリスクが上昇します。

そこでサウナに入って体が脱水状態になってしまうと、さらに一気に尿酸値が上がってしまいます。

なるべく体内の尿酸値を上げないために、激しい運動のあとはなるべくサウナを控えてさっとシャワーを浴びる程度にとどめておきましょう。

まとめ

今回の記事では、サウナと痛風の関係について紹介しました。

痛風発作が起こるのが不安、という方はかかりつけ医に相談した上で、無理のない範囲でサウナを楽しむのをおすすめします。

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