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サウナって逆にストレス?ストレスになるサウナの入り方とその解決策

約6分
サウナって逆にストレス?ストレスになるサウナの入り方とその解決策

サウナに入ると「気持ちがスッキリする」「メンタルが安定する」「悩みがどうでもよくなる」など、ストレス解消に繋がるとよく言いますよね。

一方、熱い「サウナ」と冷たい「水風呂」に交互に入ることを想像すると「逆にストレスになりそう」と感じる方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、サウナでストレスを感じる理由やその原因を追求します。

実際のところ、本当にサウナに入るとストレス解消できるのかについても解説しますので、サウナとストレスの関係が気になる方はぜひ読んでみてください!

サウナって逆にストレス……。そう感じる理由と解決策

「サウナ行くとストレス解消するって聞いたのに逆にストレスを感じた」
「サウナがリフレッシュにならなかった」

そう感じるには理由があるかもしれません。ここでは筆者が思う「逆にサウナでストレスがたまってしまう理由」と「解決策」をご紹介します。

①浴室内が混雑している

サウナ、水風呂、外気浴。このルーティンをくり返すことで、さまざまな健康効果が期待できるサウナ浴。

サウナ室内が混雑していたり、水風呂に入るのに順番待ちが必要だったり、休憩難民(=休憩スペースが空いておらず休む場所がないこと)が発生していたり……。

混雑している施設では、なかなか思うようにサウナに入れず、逆にストレスを感じてしまうこともしばしば。周囲が気になりすぎて集中できないなんてことも。

【解決策】
①混雑しやすい週末は【開店直後の午前中】【日曜日の夜】など比較的空いている時間を目指す
②施設HPやSNS等で混雑状況をチェックしてから行く
③混雑しているときは無理にサウナに入らず、湯船⇔水風呂で交代浴を楽しむのもあり
④プライベートサウナ活用する、予約制のサウナ施設に行く

②人との距離が近くてリラックスできない

混雑をきわめる施設は、必然的に隣の人との距離が近くなりますよね。周囲の動きが気になってサウナに集中できないなんてことも多いのでは?

【解決策】
①サウナ室の上段は混みやすいので、下段に座って時間をかけて温まる
②目元まで隠れるサウナハットで、周囲の情報を遮断する
③耳栓などを活用して、自分だけの世界に没頭できるよう工夫してみる
④プライベートサウナ活用する、予約制のサウナ施設に行く

③サウナが熱すぎる、水風呂が冷たすぎる

100度を超える高温のサウナや、10度以下いわゆる「グルシン」と呼ばれるキンキンに冷えた水風呂が名物の施設もありますよね。

もちろん熱すぎるサウナ、冷たすぎる水風呂に気持ちよく入れるなら問題ありません。

少しでも「ちょっと辛いかも」「あまり心地よさを感じないかも」と思う場合は、身体に負荷を感じている証拠。かえってストレスになることもあるので、心地よさを感じられないサウナや水風呂は避けましょう。

【解決策】
①サウナが熱い場合は、下段に座る、いつもより入る時間を短くする
②高温サウナだけでなく、スチームサウナなど低温〜中温のサウナも上手に活用する
③水風呂は無理して入らない。水シャワーで代用でも十分
④水風呂が冷たすぎるなら、足元だけかけるのも効果的

④サウナ、水風呂後の休憩時間が不十分

サウナと水風呂、そして休憩。サウナの基本のルーティンをしっかりこなしているはずなのに、サウナでリフレッシュを感じられない……。

もしかするとそれは「休憩時間不足」が原因かもしれません。

休憩する時間が不十分だと、サウナと水風呂で得た「刺激」が身体にそのまま残ってしまいます。その結果、サウナに入ってもよく眠れなかったり、緊張状態が続いて疲れが抜けなかったり。「休憩」は、サウナでリフレッシュを感じるために必要不可欠な存在なんです。

【解決策】
①サウナと水風呂後は、10分〜15分ほど休憩時間を設ける(身体が冷えすぎない程度)
②横になれる体勢で休憩するとよりリラックスできる
③休憩は「リラックスすること」に重きをおいて、自分自身が一番安らげる場所や姿勢を追求する

サウナでストレス解消を目指せる4つの理由

サウナで返ってストレスを感じてしまうのは、「環境」や「入り方」にあります。正しくサウナに入れば、サウナでストレス解消を目指すことは可能です。

その理由を4つご紹介します。

①身体が温まりリラックスする

湯船に入るのと同じように、サウナに入ると身体が温まりますよね。身体が温まると血行が良くなり、筋肉の緊張を和らげます。

その結果、身体をリラックスさせることが可能です。

②乱れた自律神経のバランスがととのう

活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」。この2つが上手に切り替わることで、人間の身体はメンタルを均衡に保っています。

しかし、疲れやストレスなどで自律神経の切り替えがうまく機能しなくなると、メンタルの調整がうまく行かなくなり、気分や落ち込んだり、身体に不調が生じてしまうんです。

サウナに入ると交感神経、副交感神経、それぞれに刺激を与えることができます。その結果、乱れやすい自律神経をととのえることができ、ストレス解消・メンタル安定につながると言われているんです。

③睡眠不足が解消する

サウナに入った日はよく眠れますが、大きく2つの理由があると言われています。

ひとつは、サウナで身体の深部体温を上昇させることで、入眠しやすい身体が作られていること。もうひとつは、サウナで自律神経のバランスがととのうことで、睡眠時に「副交感神経」が優位な状態に切り替わり、睡眠の質向上を目指せることです。

睡眠には「記録の整理」「修復成長」「疲労回復」3つの役割があります。サウナで睡眠の質を向上させることで、身体や脳の回復が進みストレス解消を目指すことができます。

④幸せホルモンが分泌される

サウナに入るとイライラがおさまる……。実はサウナに入ることで「幸せホルモン」が分泌されるという研究結果があります。幸せホルモンの分泌を指示する臓器、実は脳ではなく「腸」。サウナで腸が温まることで、腸が脳にホルモンの分泌を指示が出されます。

その結果、サウナ後は気持ちが穏やかになり、イライラしていた気持ちを抑える効果が期待できます。

3.正しく入ればサウナでストレス解消を目指せる

サウナで逆にストレスがたまってしまうのは、

・ストレスを感じる環境にいるから
・刺激が強すぎるサウナや水風呂に入っているから
・休憩時間が不十分だから

など、さまざまな理由が考えられます。

サウナで一番大切なのは、自分自身が「心地いいいな」と思えるか。サウナこそ究極の「自己愛」が試される場所なのかもしれません。ぜひ自分自身の心地よさを追求して、サウナでより心の健康を目指しましょう。

参考文献

早坂 信哉 監修,名医がやっている 正しいサウナの入り方,宝島社,20237,52-53ページ


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