サウナ、水風呂、外気浴を3セットほどくり返すのが、サウナの基本のルーティンですよね。
施設によって「内気浴」しかできない施設も増えてきましたが、そもそも「外気浴」と「内気浴」には違いはあるのでしょうか?
また、そもそもサウナにおいて「休憩」はどのような意味があるのでしょうか?
今回は、そんな外気浴や内気浴の違いをひも解きます!
・外気浴の内気浴、それぞれのメリットデメリットを知りたい方
・サウナにおける「休憩」の必要性が知りたい方
ぜひ参考にしてください。
1.外気浴と内気浴の3つのちがい
外気浴と内気浴、それぞれには大きく分けて3つのちがいがあります。
・気温差はあるか・ないか
・季節感や景観を楽しめるか・楽しめないか
①外気に肌が直接触れるか
外気浴の良さは、身体が直接外気に触れることで爽快感と心地よさを感じ、よりリラックスできることです。
一方、内気浴は、外気に身体が触れることはありません。
ただ、施設によってはサーキュレーターや冷房機などを導入し、外気と変わらないそよ風を感じることができます。
・外気に直接肌が触れて心地いい
・外気には直接肌が触れない
・施設によっては人工の風を浴びられる
②気温によって心地よさにムラがあるか
季節によって違った気温を楽しめることも、外気浴のメリット。
一方、夏は暑すぎたり、冬は寒すぎたりと、気温差によって心地よさにムラが出ることもあります。
内気浴はというと、年間を通して休憩中の気温にムラを感じにくいです。
気温や気候に左右されることなく、一定の心地よさを実感できることも内気浴の大きなメリットといえます。
・季節を感じながら外気浴が楽しめる
・夏は暑すぎ、冬は寒すぎなど、気温によって心地よさにムラが出る
・年間を通して気温や気候に左右されない
・いつ行っても同じ心地よさで休憩を楽しめる
③季節感や景観を楽しめるか
露天スペースや専用の休憩スペースが設けられている外気浴。
季節による空気の違いや、景観などを感じながら外気浴が楽しめるのが大きな魅力ですよね。
室内で過ごす内気浴は、季節感、景観でのリフレッシュは難しいです。
施設によってはグリーンを多く配置したり、室内の景観や照明にこだわったりと、こだわりを魅せるところも多いです。
・季節を感じながら外気浴が楽しめる
・夏は暑すぎ、冬は寒すぎなど、気温によって心地よさにムラが出る
・年間を通して気温や気候に左右されない
・いつ行っても同じ心地よさで休憩を楽しめる
2.外気浴と内気浴のメリットデメリット
外気浴と内気浴、それぞれ良さがありますよね。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました!
・外気が心地いい
・季節を感じる
・施設によって景色が違う
・五感が刺激される
・夏は暑く、冬は寒い
・天候によって外に出るのが難しい
・東京の場合空気がきれいとはいえない
・虫に遭遇することがある
・いつ行っても同じ休憩ができる
・季節や天候、環境に左右されずらい
・水風呂後の移動が少なくすぐ休憩できる
・サーキュレーターなどで、安定した風を受けられる
・外気を感じるのが難しい
・季節感を感じられない
・景色に変化がない
3.そもそもなぜ「休憩」が必要?
「休憩」は、サウナにおいて”最も重要”だと言っても過言ではありません。
サウナと水風呂で「交感神経」、休憩で「副交感神経」を刺激することで、
・血流が改善する
・ストレスが解消される
・睡眠の質が向上する
さまざまな健康効果が期待できるからです。
休憩(=外気浴&内気浴)には以下の目的があります。
・血圧をととのえる
・体温を平常値に戻す
サウナと水風呂をくり返すだけでなく、休憩を加えることで、心身ともにリラックスが進み、サウナにおけるさまざまな健康効果が期待できます。
サウナにおける一番重要なのは「リラックスすること」です。つまり、自分自身がリラックスして身体を休めることが叶えば、外気浴でも内気浴でも問題ありません。
また、より良い休憩を目指すなら「横」になるのがベストです。横になることで自然と身体をリラックスすることができ、副交感神経を優位にさせることができます!
ぜひ試してみてください!
4.外気浴と内気浴、自分の好きな方で休憩をしよう
外気浴と内気浴の違いについて解説しました。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、大切なのは自分が「すき」「リラックスできる」方を選択することです。
サウナにおいて一番大切なのはリラックスすることだからです。
サウナで温まり、水風呂で身体をシャキッとさせて、休憩する。このルーティンをくり返すことで、血行がよくなったり、肉体疲労が軽減したり、ストレスが解消されたり、よく眠れたり……良いことづくしです。一方で、無理をしたり、ストレスを感じてしまうと、これらの効果が薄れてしまいます。
ぜひ、自分の「好き」を見つけて、よりサウナを楽しみましょう!