サウナに入ったあと、肌や髪へのアフターケアは行なっていますか?
アフターケアを怠ると、さまざまなトラブルが生じてしまう可能性があります。
今回は、サウナに入るときのアフターケアについて詳しく解説していきます。
アフターケアを怠ることによるトラブルとは
まずはサウナで起こりうる、肌や髪のトラブルについて確認していきましょう。
お肌のトラブル
サウナに入ると、体から汗として水分がどんどん排出されます。
体の中の水分量が少なくなると、肌の潤いはどんどんなくなってしまいます。
体の表面が濡れていても、実は肌の内側はカサカサ…なんてこともあるので、水分補給は欠かさないようにしましょう。
特に、乾燥肌の人があまり水分を取らずにサウナに入ってしまうと、さらに体の中から水分が失われてしまい、乾燥肌が悪化する可能性もあります。
ミネラルウォーターやスポーツドリンクなど、吸収されやすい飲み物をサウナ前後に飲むように心がけましょう。
また、湿度の低すぎるサウナだと、サウナに入っている間はお肌がずっとカラカラの状態になってしまいます。
なるべく湿度の高いサウナに入ったり、ロウリュなどを行なってサウナ室の湿度を上げたりするのがおすすめです。
どうしてもドライサウナに入りたいという時は、タオルなどで肌を覆うようにして入ると良いでしょう。
特に顔の肌は乾燥しやすいので、肌から水分が逃げにくいようにタオルにくるまるようにするのをおすすめします。
髪のトラブル
サウナに入ることによって、髪や頭皮に負担がかかることがあります。
髪が受けるダメージの例としては以下の通りです。
・乾燥で髪がパサつく
・カラーやパーマなどが落ちやすくなる
サウナ室は非常に高温なので、どうしても髪の毛は熱によるダメージを受けてしまいます。
サウナに慣れている人であれば、10分以上サウナ室にいることも普通なので、そうなると長時間髪の毛は熱のダメージにさらされることとなります。
しかし、極端に高温のサウナでなければ、しっかりとケアをすれば髪へのダメージは防ぐことも可能です。
髪が弱っていると感じる場合は、80℃以下の中温サウナを利用するのも良いでしょう。
また、湿度が低いサウナでは、髪の毛も乾燥して毛先がパサつきやすくなってしまいます。
髪の毛がずっと乾燥した状態だと、傷んでしまったり髪の毛のうねりやクセが気になったりしてしまうかもしれません。
髪の毛の乾燥が気になる場合は、スチームサウナやフィンランドサウナなど、湿度の高いサウナがおすすめです。
高湿度で低温のサウナが多いため、髪へのダメージを抑えながらサウナを楽しむことができるでしょう。
また、カラーやパーマをしてすぐにサウナに入ると、せっかくのカラーやパーマがすぐに落ちてしまうことがあります。
美容室に行った当日は、まだ髪に薬剤が安定しないこともあるため、なるべくサウナの利用は控えましょう。
サウナ後のアフターケア
肌や髪へのトラブルを防ぐために、サウナ後は以下のアフターケアを徹底しましょう。
肌・髪それぞれのケア方法について紹介します。
肌へのケア
サウナから出た後は、お肌へのアフターケアが特に肝心です。
全身の肌の水分が失われている状態なので、顔だけでなく腕や足など全身くまなく保湿ケアを行いましょう。
乾燥肌の場合は、皮脂や角質層内の水分が不足した状態のことを指します。
これらの水分を補うことで、乾燥肌の改善へとつながります。
保湿ケアを行う化粧品は、以下のような保湿成分がしっかりと配合されたものを選ぶと良いでしょう。
ヒアルロン酸
コラーゲン
浴室から出た瞬間に肌の表面からどんどん水分が蒸発してしまうので、肌ケアはとにかくスピードが肝心です。
髪の毛を乾かしたり、服をしっかり着替えたりする前に、まずはお肌の最低限のケアをしてあげましょう。
髪へのケア
まず、サウナの際のシャンプーは保湿量の高いものを選びましょう。
サウナ施設にシャンプーが設置されている場合も多いですが、自分のお気に入りのシャンプーを用意すると、よりサウナに行くのが楽しみになります!
また、サウナ後は必ずトリートメントを使いましょう。
特に毛先が乾燥しやすいので、毛先にはしっかりとトリートメントも揉み込むようにつけてあげましょう。
トリートメントを髪につけた後5分程度トリートメントパックをすると、さらに保湿力が高まるのでおすすめです。
https://twitter.com/1997ny_/status/1194759144147828737?s=20&t=8Bq04w8PmM74qLieMFwyiQ
フィーノのヘアマスクはサウナ女子にも有名ですね。
ヘアマスクを髪に揉み込んでからサウナに入るのも良いようです。
ただし、髪についたトリートメントやヘアマスクがサウナ室に落ちないように気をつけましょう。
サウナを出た後はタオルドライをしてから、ヘアオイルやヘアクリームなどをしっかりと髪になじませましょう。
コンパクトな容器に詰め替えておくと、荷物がかさばらなくて良いですね。
浴室を出た後はすぐに髪の毛を乾かすのもポイントです。
生乾きの状態は髪に良くないので、すぐにしっかりとドライしましょう。
まとめ
今回は、サウナで起きる肌や髪のトラブルと、その対策について紹介しました。
サウナに入ることでの肌や髪へのダメージが気になっているという方も、正しいアフターケアを学べばトラブルを防いでサウナを楽しむことが可能です。
しっかりとアフターケアを行なって、効果的にサウナに入りましょう。