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サウナにひそむ危険!サウナに入る前に知っておきたい4つのリスク

約6分
サウナにひそむ危険!サウナに入る前に知っておきたい4つのリスク

「サウナは体にいい」と言われる一方で「危険」と言われることもしばしば。
サウナにはどのような危険がひそんでいるのでしょうか。

そこで今回はサウナ中に起こりうる危険をひも解きます。
サウナ初心者の方はもちろんのこと「もうサウナのことなら何でも知ってる!」という上級者の方も、この機会に再度サウナに潜む危険について知っておきましょう!

サウナNGな人をおさらい

サウナにひそむ危険を知る前に、改めて「サウナに入ってはいけない人」をおさらいしておきましょう。
また、自分自身だけでなく、周りの友人をサウナに誘う時にも気をつけたい項目です。

・心臓血管系の疾患がある人(高血圧・狭心症・不整脈・動脈瘤・脳梗塞など)
・透析中の人(脱水をおこしやすい)
・子供(10歳以下)
・妊婦(特に妊娠初期と後期)
・感染症を持っている人
・泥酔・あるいは二日酔いの人
・アレルギーがある人(アロマを使うロウリュの場合、要確認)
・鉄欠乏性貧血(倒れてしまわないように鉄分を補給して入ればOK)
・風邪を引いている人
(引用:加藤容崇著,医師が教えるサウナの教科書,ダイヤモンド社,20203,188ページ)

持病のある方はもちろんのこと、「風邪を引いている人」「泥酔している人」などサウナNGであることがわかります。
サウナ→水風呂で、急激な熱い・冷たいをくりかえすサウナは、体に負荷をかける行為です。

お酒を飲んだ、熱がある、風邪気味だけにかかわらず「今日はなんだか体の調子が悪い」といった違和感を感じる日はサウナを控えるのがベストです!薬を服用している・通院している人も同じくです。サウナに入っても問題ないか必ず医師へ確認しましょう。

気をつけてる?サウナにひそむ危険4選

ここからは、誰にでも起こりうるサウナの危険について紹介します。

ヒートショック

「冬のお風呂はヒートショックに気をつけて!」
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そもそもヒートショックとは、

暖かい場所から寒い場所へ、逆に寒い場所から暖かい場所へ移動するなど、急激な温度変化が影響し、血圧や心拍数が大きく変化して体に悪影響が及ぶこと
引用元:冬のお風呂・サウナが危険!死亡事故につながるヒートショックとは?,NHK健康chより

気温が低く、湯船があつい冬場のお風呂が危険と言われるのはこうした理由からです。

サウナも同様、ヒートショックが起こりやすい状況です。
熱いサウナで血管が拡張→冷たい水風呂で血管が収縮するからです。

水風呂に入る前には汗を流すためにかけ水を!と言われますが、水風呂で急激な血管の収縮をおさえるためのものでもあります。

 

危険!サウナでヒートショックを起こさないために注意すること

脱水症状

みなさんは一回のサウナ浴でどのくらいの汗をかくかご存知でしょうか?

日本サウナスパ協会によると、

1回のサウナ浴で出る汗の量は約300~400ミリリットル(※)
(引用元:「なぜサウナは健康によいのか」日本サウナスパ協会

と言われています。

実際に400mlを測ってみると、写真の量の水分が失われていることがわかりました。
かなり多く感じませんか?

こうして大量の汗をかくサウナでは「脱水症状」に気をつけたいところです。
脱水症状は体内の水分の低下が原因で起こります。

自然と体内の水分が失われるサウナでは、こまめな水分補給が鉄則です!
「のどが渇いたな」と感じたタイミングでなく、サウナに入る前、サウナに入った後と、こまめに水分補給を意識しましょう。

サウナでかく汗の量ってどのくらい?汗が出ない人は要注意かも

血圧急上昇

急な血圧の上昇は、脳卒中・心筋梗塞などのリスクをはね上げます。

サウナの場合、

・いきなり高温のサウナに入る
・無理して熱い上段に座る

こうした急激な熱さに体が対応できないと、急激に血圧が上昇します。
人は熱さに徐々になれていくもの。

・サウナに入る時間を徐々に長くして調整する
・最初は上段でなく下段からスタートする
ちょっとした意識で危険を回避できます。
ぜひ意識してみてください。

熱中症

「アルコールをサウナでぬく!」
少し前まではそういった入り方をしている方も多かったようですが、アルコールはサウナで抜けません!

アルコールが残った体でサウナに入ると、熱中症や脱水症状のリスクが高まります。

【熱中症】
アルコールを飲む→サウナに入る→血行が良くなり、さらに体内にアルコールが回る→体温の上昇→熱中症のリスクも

【脱水症状】
アルコールを飲む→アルコール分解に体内の水分がよく使われる→水分補給しないと脱水症状に→サウナに入ると危険が増す

 

【実体験】空腹状態でのサウナは超危険でした

最後にわたしの実体験を。
今年でサウナ歴7年ほどになるわたくしですが、先日とある銭湯で倒れるという失態をおかしました……

おそらくろくに食事を取らず、空腹状態でサウナにいったのが原因です。

脱水症状の危険はしっかり理解していたので、大きいイオンウォーターを購入しサウナ前にしっかり補給。
サウナ室に入っていた時は問題なかったのですが、サウナ室から出てイスに座って休憩していたところ、目の前が真っ暗に。
(1セット目だったので水風呂には入らず、サウナ→休憩)

おそらく空腹状態で体のエネルギーはゼロの状態にあるにもかかわらず、サウナで血管が拡張→血圧が低下。
いつもなら問題ない状況でも、”急激な変化に対応できるエネルギーがゼロ”だったことが原因だったのではと思います。

水分補給がしっかり取れていても、空腹状態は危険です。
サウナ前の食事は消化不良の原因となるためおすすめできませんが、軽い食事ならOK。

わたしもこれ以降、水分補給と同時にエネルギー補給も意識しています!

入り方を間違えると危険が高まるサウナ

・ヒートショック
・脱水症状
・血圧急上昇
・熱中症

間違った入り方をすることでサウナは一気に危険をともないます。

サウナ室・水風呂で無理をすること、体調がよくないにもかかわらずサウナに行くこと。
「ちょっとなら大丈夫だろう」という意識が大きな病気につながりかねません。

サウナに入り続けるためにも、サウナに潜む危険をしっかり理解したうえでサ活を楽しみましょう!


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