「サウナは好きだけど息苦しいのが苦手」「サウナでの呼吸法が知りたい」などと感じている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、サウナで息苦しさを感じる理由や、楽に呼吸をしやすくなるための対処法を紹介していきます。
なんでサウナは息苦しいの?
そもそも、どうしてサウナは息苦しく感じるのでしょうか。
以下で、その理由について解説していきます。
空気中の酸素が薄いため
まずは、サウナ室内の酸素が薄いことが理由にあげられます。
高温に保たれたサウナ室内では空気が膨張して、その分酸素が薄くなります。
そのため、サウナ室内では酸素を十分に吸えずに息苦しいと感じてしまうことがあります。
また、ロウリュなどで一気に水蒸気を発生させることでも酸素濃度が薄くなるため、息苦しさを感じるケースがあるようです。
熱で鼻や喉の粘膜が乾燥するため
サウナ室の高温環境によって、鼻や喉の粘膜が乾燥してしまうのも要因の一つです。
特に、湿度の低いドライサウナでは、口で呼吸をするとダイレクトに喉が乾燥して痛みを感じてしまいます。
かといって、鼻呼吸をしても熱気で鼻の奥の粘膜がヒリヒリしてしまうように感じる人もいるでしょう。
喉や鼻の粘膜が乾燥すると、どうしても自然な呼吸のリズムを続けにくくなって、息苦しさを感じやすくなってしまいます。
サウナで息苦しい時のおすすめ呼吸法・対策
それでは、サウナで息苦しく感じる場合にどのように対処したら良いのでしょうか。
ここでは、いくつかの対策方法やおすすめの呼吸法を紹介します。
口や鼻をタオルやサウナハットで覆う
口や鼻が乾燥している、なんとなく呼吸しづらいというときは、口や鼻をタオルやサウナハットで覆ってみましょう。
粘膜がダイレクトに熱気に触れるのを防げるため、息苦しさを緩和しやすくなります。
また、濡れたタオル越しに息を吸うことで、タオルの水分が口元で蒸発して口元付近の空気の温度が下がり、呼吸をしやすくなる効果を得られます。
サウナハットを深めに被って顔が熱気にあたる部分を減らすことでも、口元周りの空気の温度を下げることができます。
ゆっくりとした呼吸を意識する
サウナ室内ではゆっくりと呼吸を行うのも大事です。
呼吸が浅いと酸素を十分に取り入れられず、息苦しく感じてしまうことがあります。
鼻から4〜5秒かけてゆっくりと息を吸い、同じく4〜5秒かけて口からゆっくりと息を吐きましょう。
姿勢を良くして、体の中を空気が循環するイメージを持ちながらゆったりとした呼吸を心がけましょう。
水や氷を含んでサウナに入る
口の中が乾燥すると、サウナの熱を直接感じてしまい、呼吸がしづらく感じます。
湿度の低いドライサウナに入る時は、サウナ室に入る前に水や氷を口に含んでみるのもおすすめです。
口や喉の乾燥を防いでくれるため、乾燥や熱による息苦しさを感じにくくなるはずです。
サウナ施設によっては、サウナの付近に氷を用意している場合もあるので、ぜひ試してみてください。
入り口付近の場所や下段に座る
熱い空気はサウナ室の上部や奥に溜まりやすいという性質があります。
そのため、高温が苦手な方はなるべく下段や入り口付近に座るのをおすすめします。
初めは上段でしっかりと温まって、息苦しさを感じてきたら下段にうつる、といった入り方も良いでしょう。
何度か試して自分のちょうどいいポジションや入り方を見つけてみましょう。
湿度の高いサウナを選ぶ
上記で紹介した方法を試しても息苦しいという場合は、乾燥したドライサウナが合っていない可能性もあります。
その場合は、ミストサウナやスチームサウナなど湿度の高いサウナを試してみましょう。
適度に湿度がある環境であれば、無理せず楽に呼吸がしやすいと感じるでしょう。
息苦しいときに無理は禁物
ここまで、サウナで息苦しい時の対策方法をいくつか紹介しました。これらの方法を試してみてもまだ息苦しい、リラックスできないと感じる場合は、サウナを控えるのも大事です。
特に、普段はサウナが好きだけど、最近なんとなく苦しく感じるという場合は、サウナに入っている時間が長すぎたり、体調が思わしくなかったりする可能性もあります。
サウナはリラックス・リフレッシュを目的とする場所なので、息苦しいと感じる場合はサウナを出るのも一つの選択肢です。
無理のない範囲でサウナを楽しめるように、自分に適した時間や頻度を見つけるのをおすすめします。
まとめ
今回は、サウナで息苦しいと感じる方に向けて、対処法や呼吸法をいくつか紹介しました。
サウナでの息苦しさが苦手だと感じている方は、ぜひ本記事の内容を試してみてくださいね。
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