サウナには気分をリフレッシュする効果がありますが、利用者のマナーが悪いとリフレッシュどころか不快に感じてしまいます。
今回の記事では、サウナ初心者が知っておくべき基本的なマナーについて解説していきます。
サウナで守るべき基本的なマナー10選
それでは、サウナで守るべき基本のマナーを確認していきましょう。
サウナに入る前に頭と体を洗う
サウナに来るとすぐにでもサウナ室に入りたくなるものですが、まずはしっかりと頭と体を洗いましょう。
体が汚い状態のままサウナに入ると、周りの人に匂いなどで迷惑をかける場合や、サウナ室を清潔に保てなくなる場合があります。
特に、自分の髪の毛の匂いは気付きにくいものですが、他人には意外とわかるもの。
しっかりとシャンプーしてからサウナ室に入るようにしましょう。
頭や体を綺麗に洗った状態の方が、余分な皮脂も体から落ちて、汗をしっかりと気持ちよくかける気がしますよ。
しっかりと体を拭いてからサウナ室に入る
頭と体を洗った後は、さっそくサウナ室へ。もちろん湯船で温まってから、というのも良いですよ。
どちらにしても体は濡れているはずなので、サウナ室に入る前にしっかりと手持ちのサウナで体を拭きましょう。
体が濡れたままサウナ室に入ると、サウナ室の床がすぐに濡れてしまいます。
サウナ室がびちょびちょだと気持ち悪いですし、異臭や汚れの原因となる場合もあります。
体についている水滴を拭うことで、汗も出やすくなるためおすすめです。
お尻の下にはタオルやサウナマットを敷く
サウナ室では、お尻の下に手持ちのタオルやサウナマットを敷くようにしましょう。
施設によっては、ビート板やサウナマットが置かれている場合もあります。
サウナは不特定多数の人が交互に同じ場所に座るため、タオルやサウナマットをお尻に下に敷いて、なるべく清潔に利用するようにしましょう。
施設のビート板などを使った後は、必ずシャワーなどで流してから所定の場所に戻すことも忘れずに。
サウナ室では大声でしゃべらない
サウナでは、大声でのおしゃべりもNGです。
友人と一緒にサウナに来ると、ついつい会話が弾んでしまいがちですが、サウナ室は静かにリラックスしに来る人も多いです。
のんびりとサウナを楽しんでいる人の邪魔にならないよう、会話は最低限にとどめるのがおすすめです。
なお、施設によってはコロナ禍を機に黙浴を推奨している場合もあります。
施設のルールでサウナ内での会話が禁止されている場合は、当然小さい声での会話もNGなので気をつけましょう。
ロウリュをするときは周りの人に声をかける
最近は、セルフロウリュが可能なサウナも増えてきました。
プライベートサウナ以外でセルフロウリュを行う際は、ロウリュを行う前に「ロウリュしても良いですか?」などと一声かけるようにしましょう。
基本的に、サウナに入っていてロウリュを拒む人はあまりいませんが、場合によっては自分がサウナに入る直前にロウリュをしたばっかり…なんてこともあります。
トラブルを避けるためにも、周りの人への配慮を忘れないようにしましょう。
サウナ内でタオルを絞らない
サウナ室内でタオルを絞ると、サウナ室の床や座面が濡れてしまいます。
サウナで使うタオルは汗を拭いているタオルなので、あまり清潔ではありません。
汚れや異臭の原因となるため、タオルを絞りたいと感じても、サウナ室内では絶対に絞らないように気をつけましょう。
サウナで場所取りをしない
サウナで場所取りを行うのもマナー違反です。
みんながサウナを楽しめるように、タオルやサウナハットなどを置きっぱなしにしないように注意しましょう。
特に、混んできたサウナでは、少し詰めるようにする、あぐらをかかない、などなるべくたくさんの人が座れるように配慮するのをおすすめします。
水風呂に入る前は必ず掛け湯・シャワーをする
サウナに入った後は、すぐにでも冷たい水風呂に浸かりたいものです。
しかし、サウナを出た後いきなり水風呂に入るのではなく、掛け湯やシャワーで体の汗を流してから水風呂に入るようにしましょう。
サウナー界隈では、水風呂に入る前に掛け湯をしない人のことを「かけず小僧」などと呼んだりもするくらい嫌われる行為です。
頭のてっぺんから背中、つま先までしっかりと汗を流した後に、ゆっくりと水風呂を楽しみましょう。
水風呂の水で掛け水をする場合は、周りの人に水が飛ばないように気を付けることも大事です。
水風呂では原則潜らない
水風呂では、原則として潜ってはいけません。
施設によっては潜水OKのところもありますが、特に定めのない場合は潜らないようにしましょう。
休憩するスペースでは座る後に水で流す
水風呂で体を冷やした後は、椅子やベンチなどでのんびり休憩します。
しっかりと体を休めた後は、必ず自分が座っていた場所を流してから立ち去るようにしましょう。
もちろん、シャワーやお風呂の場所によっては難しい場合もありますが、なるべくなら掛け湯で流すのをおすすめします。
次の人が気持ちよく座れるようにお互いが気を使うことで、よりサウナを満喫できるでしょう。
まとめ
今回は、サウナでの基本的なマナーについて解説しました。
初めてサウナに行くという人は、ぜひ本記事を参考にサウナを楽しんでください。
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