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低血圧でもサウナはOK?効果や危険性について解説

約5分
低血圧でもサウナはOK?効果や危険性について解説


「サウナは健康に良い」「サウナに入ると体がリラックスする」などと感じている方は多いでしょう。

しかし、低血圧の方がサウナを利用する場合、利用方法などによっては危険が生じる可能性もあります。

今回の記事では、低血圧の人がサウナの利用に注意すべき理由や、サウナに入る際に気をつけたいポイントについて詳しく確認します。

低血圧が気になる方や、なるべく安全にサウナを楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

低血圧の原因と症状

まずは、低血圧とはどのようなものかや、どのような症状が発生するかを確認していきます。

低血圧とは、その名の通り一般的な基準値よりも血液の圧力が低い状態であることを指します。

血圧は、循環血液量と末梢血管抵抗によって計算され、一般的には収縮期血圧が100mmHg未満の場合を低血圧と定義されます。

低血圧は原則として治療の必要はありませんが、血圧の低下によって各臓器に送られる血液量が低下し、臓器の機能障害などを引き起こすと、低血圧が問題視されます。

低血圧の人は、立ちくらみやめまい、頭痛、倦怠感、疲労感、肩こりなどの症状を訴えることが多く、一般的に男性よりも女性の方が低血圧症状を引き起こしやすい傾向があります。

低血圧の人がサウナを注意すべき理由

低血圧の人は、サウナの利用に注意した方が良いと言われています。

ここでは、その理由を詳しく確認していきましょう。

サウナでは血管が拡張する

サウナでは、高温に熱された環境に身を置くため、体温が上がって血管が拡張しやすくなります。

血管が拡張すると血行が促進され、血液循環が良くなります。

一般の人の場合、血液の循環が良くなると、冷え性の解消やむくみの改善など良い健康効果が期待できます。

しかし、低血圧の人の場合は必要以上に血圧が下がることによって、めまいや立ちくらみ、失神などのリスクを高めることとなります。

汗をかくため脱水になりやすい

サウナ室内では、大量の汗をかきます。

汗を大量にかくと血液量も減少するため、めまいや立ちくらみといった低血圧の症状を引き起こしやすくなります。

もともと低血圧の人の場合、汗をかいて体内の水分量が減ることによって、より重篤な症状を起こしやすくなってしまうのです。

水風呂によって血管が一時的に収縮する

サウナのあとは水風呂に入るのが欠かせない、という人も多いでしょう。

しかし、サウナの後の水風呂は血管に対して大きな負担を与えます。

高温環境から低温環境に一気に切り替わることで、血管が一時的に収縮して血圧が上昇します。

高い血圧に慣れていない血管や臓器がむりやり血圧が挙げられることで、大動脈解離や脳出血などの深刻な病気を引き起こす可能性があります。

低血圧の人はサウナの入り方を工夫しよう

低血圧でもサウナに入りたい、と感じる人は多いでしょう。

そんな人のために、低血圧の人のサウナの入り方を紹介します。

ただし、ここで紹介するのはあくまで一例であり、人によって適したサウナの利用方法は異なります。

不安な方は必ず医師に相談して、サウナを利用しても良いか確認するようにしましょう。

体に負担のかかる高温サウナは避ける

まず、体や血管に大きな負担がかかる高温のサウナは避けるようにしましょう。

温度の低いミストサウナやスチームサウナなど、低温のサウナでじっくりと温まるのがおすすめです。

最近は、高温のサウナでのアウフグースなども流行っていますが、一気に体感温度が上昇することで、体に負担がかかりやすい点には注意が必要です。

こうしたサウナや上級者向けの高温サウナはなるべく避けるようにしましょう。

スマートウォッチなどで血圧を管理する

最近は、スマートウォッチなどでサウナ中の脈拍や時間を管理する人も増えてきました。

電子機器の利用が認められているサウナであれば、こうしたスマートウォッチなどで脈拍や入浴時間を測るのもおすすめです。

「サウナに入るのは5分間だけ」「脈拍が一定以上になったらすぐにサウナを出る」などと決めておけば安全にサウナを楽しみやすいでしょう。

サウナの利用は短時間にとどめる

長時間のサウナの利用は体に大きな負担を与えます。

サウナに長い時間入ると血圧がどんどん下がってしまうため、体調不良のリスクが高まります。

初めて入るサウナの場合、まずは3〜4分程度の利用から様子を見つつ、慣れてきたら自分に適した時間で管理するようにしましょう。

水分補給を怠らない

サウナに入る前後は、十分に水分補給を行うことを心がけましょう。

しっかりと水分補給を行うことで、脱水のリスクを下げて安全にサウナを楽しみやすくなります。

1回のサウナでは、500ml〜1L程度の水分が失われるとも言われます。

脱水で体調不良に至らないように、少し多めに水分補給を行うことを意識しましょう。

水風呂ではなく水シャワーを利用する

低血圧の人は、水風呂に入るのではなく水シャワーを利用するのがおすすめです。

温まった体をいきなり水風呂につけると、一気に血圧が上がって体調不良を引き起こしやすくなります。

水シャワーを浴びる際も、いきなり冷たい温度の水を浴びるのではなく、ぬるいお湯から徐々に温度を下げていくのが良いでしょう。

まとめ

今回は、低血圧の人がサウナに入る際に気をつけたいポイントを詳しく解説しました。

低血圧の症状は人によって異なるため、まずはかかりつけの医者にサウナの入り方について相談するのがおすすめです。

自分に適したサウナの入り方を知って、安全かつ健康的にサウナを楽しむようにしましょう。


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