SAUNA＆co.の運営会社HITが日本サウナ・スパ協会の賛助企業になりました！

SAUNA&co.の運営会社である株式会社HITが日本サウナ・スパ協会の賛助企業になりました。

今回の記事では、日本サウナ・スパ協会とはどのような組織か、どのような取り組みをしているかについて解説します。

日本サウナ・スパ協会とは

公益社団法人日本サウナ・スパ協会は、平成2年（1990年）に設立された法人です。

日本におけるサウナ営業者の資質の向上やサウナに関する正しい知識の普及、サウナ事業の健全な発展・育成などを目的として設立されました。

もともとは「社団法人日本サウナ協会」という名称でしたが、その後平成24年4月から現在の「公益社団法人日本サウナ・スパ協会」として、サウナおよびスパ施設の発展に努めています。

現在の事業内容は下記のとおりです。

サウナ・スパに関する調査研究および技術の開発
サウナ・スパ営業施設の施設基準の設定および基準を満たした施設の認定
サウナ・スパに関する正しい知識の普及
サウナ・スパ施設管理士および施設管理技術者の育成のための講習会の開催および登録
諸外国のサウナ・スパ機構との交流
その他、政府機関、国内関連団体との連絡、サウナ・スパ産業の健全な発展に貢献ある個人や法人の顕彰など、目的達成のために必要な事業

日本サウナ・スパ協会の基本理念は下記の通りとなっています。

日本サウナ・スパ協会は人々の健康に奉仕し、明日への活力を養い、明るく健全な社会活動に貢献する。

サウナ文化の普及や、サウナを通じた健康増進をサポートする組織だと言えるでしょう。

日本サウナ・スパ協会の事業

日本サウナ・スパ協会は具体的にどのような事業をしているのでしょうか。

よく知られているのは「サウナ・スパ健康アドバイザー」という資格ではないでしょうか。

サウナ施設の従業員や利用者がサウナやスパに関する正しい知識を身につけて、サービス向上や健康増進に役立てることを目的として設立された認定資格です。

受講・受験はすべて通信教育で完了するため、手軽に挑戦できる資格として数多くのサウナーが取得を目指す資格でもあります。

「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格・試験については、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

お得にサ活ができる！サウナスパ健康アドバイザーの資格って？

「サウナ・スパ健康アドバイザー」以外の資格としては、サウナ利用者の健康増進について安全で効果的な入浴方法を指導できるための「サウナ・スパ健康士」、サウナの身体への影響やサウナ施設の管理技術など専門的な内容を指導できる人材の育成を目的とした「サウナ・スパプロフェッショナル（管理士）」などの認定登録も行っています。

2023年初からは、新たに「ウィスキング for ビギナーズ」「ウィスキング for プロフェッショナルズ」という認定資格も始めるなど、サウナ文化の広まりに合わせて日々成長も続けている団体です。

この他の活動としては、各国の医師や研究者による報告を書籍や小冊子としてまとめるなども行っています。「サウナ健康読本」「サウナトレーナー参考テキスト」「サウナあれこれ」などは日本サウナ・スパ協会による発行です。

さらに、社会貢献活動にも取り組んでいます。各種の効果ポスターを作成・配布してサウナ浴の効果を啓発したり、3月7日を「サウナの日」として定めてサウナの普及を目指したりもしています。

2011年3月11日の東日本大震災では、避難所にテントサウナを設置して、被災者への支援活動も行いました。

日本サウナスパ・協会の会員とは

日本サウナ・スパ協会の会員は大きく分けて次の3つです。

正会員	日本サウナ・スパ協会の目的に賛同して入会した個人または団体であって公衆浴場法に基づく営業許可をもつ者
賛助会員	この法人の事業を賛助するために入会した個人または団体
準賛助会員	養成研修講座を受講し登録した個人

正会員は、いわゆるサウナ施設および施設の経営者などが当てはまります。

賛助会員は、日本サウナ・スパ協会の事業に賛同し、サポートする目的で入会した個人や団体が該当します。SAUNA&co.も賛助会員となっています。

サウナストーブや空調設備、照明設備などを手掛ける企業や、カミソリ、タオルなどの温浴用品全般を手掛ける企業、飲み物や食品などを手掛ける企業、エステやマッサージに携わる企業など、サウナに関連するさまざまな企業が日本サウナ・スパ協会の賛助会員となっています。

準賛助会員は、養成研修講座を受講して登録した個人となっているため、一般のサウナーが入会できるのはこの準賛助会員ということになるでしょう。