サウナに行くときの持ち物は色々ありますが、中でも欠かせないのがタオル。
タオルの用途は、サウナ後の体を拭くだけでなく、サウナ前に体を洗うために使ったり、ターバンのように巻いて頭皮を守ったり……
サウナとタオルは、切っても切り離せない関係です。
そんなタオルですが、今はサウナ用にデザインされたタオルが販売されているのをご存じでしょうか?
しかも、人気の今治タオルや泉州タオルで作られたタオルもあるのです!
今回のコンテンツでは、おすすめのサウナ用タオルから、人気の今治・泉州タオルの違いなどについてご紹介します。
あなたにピッタリの、サウナ用タオルが見つかりますよ!
サウナの持ち物やその他のサウナグッズについては、以下のコンテンツでご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。
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サウナ用タオルのおすすめ6選!
まずは、おすすめのサウナ用タオルからご紹介していきます!
サウナ用タオルとは、吸水性・速乾性に優れていて、一般的なフェイスタオルより少し長めに設計されているタオルのこと。
商品名に「サウナ」と入っていないタオルでも、長さが十分あり速乾性や吸水性があれば、サウナ用タオルとして使用可能です。
そんな、機能性抜群のサウナ用タオルを、今回は6つご紹介します。
【kontex】サウナMOKU
引用 kontex
「サウナMOKU」は、今治認定のタオルを専門に扱っている、コンテックスの商品。
名前の通りサウナ用にデザインされおり、
速乾性・吸水性はもちろんのこと、タオルの長さは男性でも使いやすい100cmに設計されています。
片面がガーゼ、もう片面がパイル地になっていて、肌触り・拭き心地ともに抜群!
通常のタオルより1.5倍細い糸を使用していて、1枚50g(Mサイズ)と、通常のフェイスタオル約半分の重さです。
引用 kontex
タオル全体も非常に薄く、女性でも簡単に絞ることができ、カバンに入れてもかさばりません。
「荷物が多くなりがち」というサウナへ行く時の悩みも、サウナMOKUなら瞬時に解決してくれますね!
色味や刺繍のデザインも多彩で、サウナ好きなら1枚はもっておきたいタオルの一つです。
【IKEUCHI ORGANIC】サウナタオル
オーガニック100%の今治タオル専門店、IKEUCHI ORGANICからは、「サウナタオル」をご紹介します。
長さ113.7cm(いいサウナ)のサウナタオルは、頭に巻いてもよし、腰に巻いてもよし。
タオルの両端が手ぬぐい生地、真ん中がタオル地になっており、より巻きつけやすいデザインとなっています。
もちろん、吸水性も高く、拭き心地も抜群!
10年長持ちすると言われる、IKEUCHIのオーガニック120をベースに作られているため、非常に丈夫な作りになっているところも特徴です。
色味は、落ち着いたチャコールグレー・ホワイトの2色に加え、鮮やかなエメラルドの計3色。
有料オプションで、イニシャルなどの刺繍ができるようになっているため、プレゼント用にもおすすめです。
【Primal Blue】エコタオル 泉州タオル
Primal Blueの「エコタオル」は、無漂白・無蛍光の泉州タオルでできています。
サウナMOKUのように軽量なタオルで、重さは63gとフェイスタオルの約半分。
もちろん、吸水性・速乾性も抜群で、度重なる洗濯にも耐えられる丈夫さも備えています!
サウナハットのコンテンツでもご紹介した、サウナブランドPrimal Blueのオリジナルロゴが特徴的です。
綿本来の優しい色味は、シンプルなデザインの中に環境への配慮を忘れていない証拠。
人にも環境にも優しいエコタオルは、サウナでの使用だけでなく、普段使いにもおすすめのタオルです。
【Iam Sauna】ガーゼフェイスタオル
引用 Iam Sauna
泉州タオルの中でも、純国産・匠織りガーゼタオルを使用した、Iam Saunaの「ガーゼフェイスタオル」。
パイル生地が無いガーゼ生地のタオルは、通常のタオルより薄く軽いため、持ち運びにも便利です。
赤ちゃんの沐浴用にも使用される、二重織ガーゼを採用していて、吸水性も抜群!
もちろん、速乾性も備わっています。
引用 Iam Sauna
綿本来の色味を活かしたシンプルなデザインに、Iam Saunaのロゴが特徴的です。
長すぎず短すぎないサイズ感は、男女とも気軽にサウナで利用できますね!
【HARTWELL】ヴィヒタタオルエアー
サウナといえば、発祥の地フィンランドで使われる、白樺のヴィヒタを思い浮かべる方もいるはず。
そのヴィヒタを使用した、HARTWELLの「ヴィヒタタオルエアー」は、サウナ内専用タオルというだけあり機能性抜群です。
タオル地には、コットンとレーヨンを使用しており、このレーヨンには白樺の繊維が採用されています。
吸水性はもちろん、水を吸っても重くなりにくいのも、ヴィヒタタオルの特徴です。
タオルの長さは、サウナ利用に最適な100cm。
フィンランド政府観光局監修のもと、全4色の色味が用意されています。
まさに、「サウナ好きのためのタオル」といっても過言ではありません。
【松久永助紙店】美濃和紙ロングタオル
引用 松久永助紙店
日本三大和紙の一つ「美濃和紙」を使った、「美濃和紙ロングタオル」。
生地の50%に、美濃和紙が使用されています。
和紙は吸放湿に優れているため吸水性抜群で、「美濃和紙ロングタオル」は今治認定も取得済みの確かな品質です。
消臭効果も期待できると言われていて、大量に汗をかくサウナでの使用に嬉しい効果がたくさん!
タオル地の半分が和紙でできているため非常に軽く、持ち運びにも便利です。
長さが100cmあり、サウナでの使用に適しているのも嬉しいところ。
引用 松久永助紙店
色味もモノトーン3色と、日常での使用にも重宝するシンプルなデザインになっています。
サウナ用として販売されているものではありませんが、サウナ用タオルとしての条件はバッチリです。
今治タオルと泉州タオルの違いとは?
日本の三大タオルと言えば、「今治」「泉州」「おぼろ」の3つ。
「今治」「泉州」は、サウナ用タオルにも多く起用されていますが、その違いはいったい何でしょうか?
今回は、【サウナ用タオルのおすすめ6選!】でもご紹介した、「今治タオル」と「泉州タオル」の違いについて解説していきます。
今治タオル・泉州タオルの比較
今治タオル・泉州タオルの性能などは、以下の通りです。
どちらも肌触りがよく、吸水性に優れ、長く愛用することができるタオルです。
タオルとしての性能はどちらも大変優秀ですが、製造工程や産地に大きな違いがあります。
製造工程
タオルを作る工程で最も重要なのが、「晒し(さらし)」ですが、この晒しの工程に今治タオルと泉州タオルとでは違いがあります。
糸に付いた不純物を取り除き(精練)、白くする(漂白)工程のこと。
タオルを織る時に、糸切れを防ぐために糸につけた糊や、材料である糸にもともと付着している、油分や不純物をきれいに全て取り除きます。
引用 日本政府広報オンライン
今治タオルの製造では、糸の状態で精錬する「先晒し(さきざらし)」という製法が用いられています。
先晒しの特徴は、綿本来の柔らかさが存分に活かされること。
また、今治タオルでは「先晒し先染」と言って、糸のうちから染色を行っています。
そのため、1枚のタオルに多色な糸を織り交ぜることができ、より緻密なデザインを実現しているのです。
引用 泉州タオル館
一方、泉州タオルの製造では、タオルを織り上げてから精錬する「後晒し(あとざらし)」という製法が用いられています。
後晒しの特徴は、抜群の吸水力。
織上がってから晒しを行うことで、製造過程で糸につけた糊を洗い流すため、おろしたてのタオルでも存分に水を吸うほどの吸水力が生まれます。
また、今治タオルと違って完成後に染色するため、鮮やかな単色のタオルに仕上がるのも特徴の一つです。
生産地
今治・泉州それぞれの生産地は、以下の通り。
- 今治:愛媛県今治市
- 泉州:大阪府泉州市
全く異なる生産地ですが、共通しているのは、どちらもタオルづくりに重要とされる、良質な軟水に恵まれているということ。
タオルの製造には、良質な軟水がたくさん必要で、水の質によってタオルの質も変化するといっても過言ではありません。
今治・泉州どちらも、良質な軟水を利用して製造することで、品質の高いタオルを作ることができるのです。
タオルのお手入れ方法
今治タオルや泉州タオルを含め、じつはタオルにもきちんとしたお手入れ方法があります。
せっかく手に入れたサウナタオルは、長く愛用したいですよね?
そこで、タオルのお手入れ方法について、ポイントを7つご紹介します。
1.すぐ使わなくても洗って保管
買ってきてすぐに使わないタオルでも、保管前には洗っておきましょう。
タオルに付着するゴミなどを取り除いておくことで、使用時にタオル本来の機能を最大限発揮させることができます。
また、洗ってほこりや毛羽などを取り除くことで、雑菌などの繁殖防止にも。
保管時は、通気性の良い場所に保管すると尚良しです。
2.たっぷりの水で洗う
水の中でタオルが自由に動くくらい、たくさんの水で洗うことで、タオル本来の柔らかさや吸水性を保つことができます。
タオルは、本来水をたくさん吸収するため、少ない水で洗うと汚れた水を十分すすぎ落すことができません。
清潔なタオルにするためにも、洗うときにはたっぷりの水を心がけてください。
3.洗濯ネットを使用する
使い始めは、毛羽が多く出ることや色落ちなどを考慮して、タオルだけで洗うのがおすすめです。
また、洗濯ネットを使って洗うことで、タオル繊維の痛みを軽減することができます。
4.洗剤は「中性洗剤」を使う
洗濯時には、タオル本来の風合いを保ってくれる「中性洗剤」の使用がおすすめです。
塩素系漂白剤や、蛍光剤などは繊維を傷つけ、毛羽落ち、変色、色むらの原因になるため、使用品でください。
5.柔軟剤は毎回使用しなくてもよい
衣類の柔らかさを保つため、柔軟剤を使用しているという方もいらっしゃるかと思います。
柔軟剤とは本来、繊維の表面に摩擦抵抗の低い膜を作ることで、肌触りが柔らかく感じるようになるものです。
この膜が、タオル本来の吸水性を損ねてしまうため、柔軟剤の使用は控えた方が良いでしょう。
もし柔軟剤を使う場合は、長年使ったタオルが固くゴワゴワとしてきた時だけにすると、長くタオルを愛用できるようになりますよ!
6.干すときはたっぷりと空気を含ませて
タオルを干すときは、タオルを広げて両手で持ち、バサバサと振ってパイルに十分空気を含ませます。
バサバサと振る回数は、10~20回程度が目安。
パイルに十分空気を含ませることで、洗濯でつぶれてしまったパイルを経たせ、タオル本来の柔らかさを取り戻すことができます。
また、長時間紫外線にさらすと、生地が固くなってしまうため、風通しの良い日陰に干すことも重要です。
7.パイルがほつれたときは切る
長く使っていると、タオル地のパイルがほつれてくることがありますよね?
パイルがほつれてしまったときは、引っ張ることなくほつれているパイルの根元から切ってしまいましょう!
引っ張ってしまうと、他のパイルまでほつれてしまい、かえってタオルを傷つけてしまいます。
タオルの構造上、ほつれたパイルを切っても問題ありません。
お気に入りのタオルを長く使い続けるためにも、ぜひ上記7つのポイントを実践してみてください。
SAUNA&co.イチオシ!SAUNA TURBAN
さて、ここからは少しだけ話題をかえて……。
サウナ用タオルに使用される、泉州タオル。
じつは、「泉州タオルが使われている商品は、タオルだけではない!」ということをご存じですか?
これまでのコンテンツでいくつか紹介してきたサウナハットにも、泉州タオルは使用されていることが多いのです!
SAUNA&co.でも、泉州タオルを使用したサウナターバンを販売。
最後に、ちょこっとご紹介させていただきます。
ターバン型のサウナハット
SAUNA&co.のサウナターバンは、機能性に優れた泉州タオルを使用した、ターバン型のサウナハットです。
サウナハットの定番といえば、チューリップ型のハットですが、良くも悪くもサウナ内で目立ちますよね……。
そんなお悩みを解決するために、より自然で使いやすさを追求した結果、このターバン型サウナハットが生まれました。
使い方はとっても簡単で、ターバン型に縫い合わせてあるサウナハットを、スポッと被るだけ。
タオルを巻くのが苦手な方でも、手軽に使うことができますよ!
タオル地だからお手入れ簡単
タオル地のサウナハットは、とにかくお手入れが簡単!
普段の洗濯物と同じように、洗濯機で丸洗いOK。
いつも清潔にしておきたい人にも、お手入れが苦手なずぼらさんにも、おすすめのサウナハットです。
お買い求めは、【商品一覧】からどうぞ!
サウナ用のタオルでより快適なサウナライフを
サウナタオルは、色々なブランドから様々なものが販売されています。
ぜひ、あなた好みのタオルを見つけて、快適なサウナ時間を過ごしてみてくださいね。
サウナブランドの商品は、以下コンテンツで紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。