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サウナの種類を徹底解説!いろいろなサウナの違いを紹介

約5分
サウナの種類を徹底解説!いろいろなサウナの違いを紹介

一口に「サウナ」といっても、施設によってサウナのタイプや温度・湿度などはかなり異なりますよね。

一般的な銭湯サウナはドライサウナが多いですが、スーパー銭湯や大きなスパ施設にはミストサウナやフィンランドサウナなどさまざまなサウナがあります。

サウナの種類とそれぞれの効果を知っておくことで、サウナをより満喫することができます。

今回はいろんなサウナの種類について紹介していきます。

サウナの種類

サウナの種類は様々ですが、温度や湿度の違いやサウナストーブの違いによって区別するのが一般的です。

今回は、「乾式サウナ(ドライサウナ)」「湿式サウナ(スチームサウナ・ミストサウナ)」「フィンランド式サウナ」の3種類に分けて解説します。

乾式サウナ(ドライサウナ)

ドライサウナと呼ばれる乾式サウナは、いわゆる日本に昔からある高温低湿の「カラカラタイプ」のサウナです。

温度は約80℃〜100℃に設定されていることが一般的で、湿度は10%程度です。湿度が低いため発汗するまでには少し時間がかかることもありますが、思いっきり熱されて汗がかけるという爽快感が人気のサウナです。

短時間で血行促進する効果があるため、疲労回復・肩こり・腰痛などの症状がある方におすすめです。水風呂との相性も非常に良く、温度差が激しいことから「あまみ」も比較的出やすくなります。

湿式サウナ(スチームサウナ・ミストサウナ)

スチームサウナやミストサウナといった湿式サウナの温度は40℃〜60℃と低めに設定されていて、湿度は約100%と高いのが特徴です。ドライサウナほど高温ではないですが、湿度が高いためにサウナによってはドライサウナより熱く感じるものも。

スチームサウナとミストサウナは同じようなものに捉えられがちですが、実は種類が異なります。

スチームサウナはその名の通りスチーム(蒸気)をサウナ室に噴霧して温度と湿度を上げるサウナです。これに対して、ミストサウナは温水をミスト(霧)にしてサウナ室内に噴射することで温度と湿度を上げます。

スチームサウナ ミストサウナ
蒸気(気体) 霧(液体)
上記は気体なので下から上にどんどん上がっていきます。 水を噴霧するため上から下に降ってきます。

スチームサウナやミストサウナは湿度が高いので、肌や髪を乾燥から守りながらサウナを楽しめるという特徴があります。温度が低いため、子供や年配の方も安心して入りやすいサウナです。また、家庭のお風呂にも取り付けやすいので、工夫をすれば家でも楽しむことができます。

フィンランド式サウナ

フィンランド式サウナは、温度が約80℃で湿度は15℃〜20℃と、乾式サウナと湿式サウナの間くらいに位置するサウナです。

フィンランド式サウナの特徴は、熱したサウナストーンに水やアロマ水などをかけて蒸気を浴びる「ロウリュ」という入浴法です。ロウリュによってサウナ内に蒸気が充満し、熱の伝導率があがるため体が芯から温まります。

ドライサウナは熱によってヒリヒリするのや息苦しいのが苦手、という方にもフィンランドサウナは無理なく入れるのでおすすめです。

その他のサウナ

サウナは上記で紹介したもの以外にも様々な種類があります。以下でその一例を紹介します。

塩サウナ

塩サウナはサウナ室内に置いてある塩を肌に塗ってマッサージすることで、発汗促進効果や美肌効果が期待できるサウナです。

塩はミストサウナやスチームサウナに置かれていることが多いです。塩サウナを出るときは体や座っていた場所に残った塩を流してから退室するようにしましょう。

アイスサウナ(コールドサウナ)

アイス(コールド)サウナは、サウナで熱くなった体を冷やすためのサウナです。

サウナといっても温度はかなり低く、施設によっては-20℃という超低温に設定されている場合もあります。水風呂は一気に体を冷やすのが特徴ですが、アイスサウナはゆっくり体を冷ましてくれるという特徴があります。

スモークサウナ

スモークサウナは、「キングオブサウナ」とも呼ばれるサウナです。薪を燃やし、ロウリュを行うことでサウナ室内を温めます。スモークサウナには煙突がないため、煙と熱気や蒸気を閉じ込めることで暑い空気が充満したサウナ室内を作ります。サウナが十分温まった後に通気口から煙を排出し、人が入れる状態にする、という手順でサウナに入ります。

準備には約7時間はかかると言われており、時間や手間がかかることから最近ではほぼ体験することが難しいサウナです。

ケロサウナ

ケロは、フィンランドの一部地域で採取される木の名称で非常に高価な「幻の木材」とされています。

乾燥に強いことからサウナ室に非常に相性の良い木材ですが、希少性が高いために国内で入れるサウナは限られています。ケロ特有の甘いような香りにゆったり癒されるサウナです。

まとめ

今回はサウナの種類について解説しました。

本記事で紹介した以外にも、近年ではオリジナルのサウナや新しいサウナの楽しみ方を提供しているサウナ施設もあります。

ぜひ色々なサウナを経験して、自分好みのサウナを見つけてみてくださいね。


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