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カラカラこそ至高!?今こそ懐かしのドライサウナへ原点回帰

約5分
カラカラこそ至高!?今こそ懐かしのドライサウナへ原点回帰

みなさんは、昔ながらのカラカラ系高温サウナと湿度高めのフィンランドサウナのどちらが好きですか?

近年は、サウナ初心者でも入りやすいフィンランドサウナがサウナブームの火付け役を担ってきました。

最近はロウリュにハマって湿度高めのサウナばかり行っている、という方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、昔ながらのカラカラドライサウナの魅力について語ります。

なんとなく感じるノスタルジックさも好き

カラカラ系の高温サウナといえば、銭湯サウナを思い浮かべる方も多いのでは。

わたしが思う銭湯のサウナの良さは、そこはかとなく感じる「懐かしさ」。初めて行くサウナであっても、子供の頃からよく来たような感覚になることも。

最近は銭湯をリノベーションしておしゃれに生まれ変わったサウナ施設もよく見かけますが、昔からのありのままの姿で頑張っている銭湯はつい応援したくなります。

銭湯サウナでは、シャンプーやボディタオルなどの「お風呂セット」を持っていくのが基本。シャンプーなどが設置されている場合もありますが、有料レンタルのケースも多いので、自分のお気に入りのお風呂セットを揃えていきます。

洗い場で頭や体をよく洗い、タオルをきつく絞って体の水分を拭き取ります。サウナハットがあれば被って、なければタオルを頭に巻きます。お尻の下に敷く用のタオルもあるとなおよし。

初見殺しのサウナキーを使って重い扉を開けると、皮膚に突き刺さる痛いような熱さ。ドライサウナと一口に言っても、じんわりと温まる温度低めのサウナもあれば、肌が焼けるような高温のサウナも。

なんとなくですが、銭湯サウナは高温カラカラ系、ホテルや旅館などの大浴場のドライサウナは低温〜中温カラカラ系のイメージです。

頭を空っぽにできる空間で自分と向き合う

ロウリュやアウフグースなどのイベントが多いフィンランド系サウナや塩が置かれているようなスチームサウナなどと違い、ドライサウナではとにかく蒸されるだけということがほとんど。

テレビがある場合はぼーっとしながら画面に目をやり、テレビがない場合はサウナストーブの音や自分の呼吸に集中します。

普段じっくりと向き合うことのない自分の思いや考え事に向き合う時間です。余分な外的要因がないので、とことん「自分」とじっくり対話できるチャンスなのです。

しかし、90℃〜100℃程度の高温カラカラサウナでは、時間が経つにつれて少しずつ息苦しさも感じてきます。

心臓の鼓動が少しずつ速くなり、頭の上の方が熱くなってくるのを感じます。

その頃には、普段感じているストレスや悩み、嫌なことなんて考える余裕はなくなり、「熱い!」「出たい!」ばかりが頭の中を埋めるようになったら、そろそろサウナを出るタイミングです。

ジワジワ浮かぶ純粋な「汗」が嬉しい

フィンランドサウナでは、ロウリュやアウフグースでサウナ室内の湿度・体感温度を一気に高めて発汗を促します。

実際、あまり苦しくないのに大量の汗をかきやすいのはフィンランドサウナの魅力の一つです。

しかし、あまりにも湿度が高まりすぎると、純粋な汗だけでなく、皮膚表面で起こる結露によって生まれた水蒸気も汗に混じって体に付着するのです。

一方、ドライサウナの場合は、そもそも空気中に含まれる水分量が少ないため、フィンランドサウナやミストサウナに比べて結露が発生しにくいという特徴があります。

乾燥している分、すぐに大量の汗をかきづらいですが、ジワジワ・ポツポツと皮膚に生まれてくる汗の粒を見つめていると「しっかり汗かけているな」という気分になります。

熱された皮膚に染み渡る水風呂

高温のドライサウナに10分程度もいると、体の表面・内部の両方がしっかりと温まります。体の表面はジリジリ熱くなり、トースターで焼かれている食パンのような気分です。

限界を感じる一歩手前でサウナ室を出て、汗を流して水風呂に入りましょう。熱された皮膚が冷たい水で一気に冷やされて、体温が下がっていくのが感じられます。

思わず長いため息のような呼吸が口から出てしまうほどの心地よさ。当然、サウナ室内の温度と水風呂の温度とのギャップがあるほど、気持ちよさは倍増します。

意外と穴場でのんびりととのえるかも

しっかりと体をクールダウンさせたら、休憩へ。できれば外気を感じられる休憩スペースがある場所がおすすめです。

体の表面は冷やされているのに、体の内部は暖かいままなので、真冬に裸で外気にさらされても寒くありません。

心臓が暖かい血液を体の隅々までどんどん送ってくれているのを感じながらゆっくり目を閉じます。ふわふわとした浮遊感に体を任せてゆっくり休憩していると、最高のととのいを感じられるのです。

近年は、アウフグースイベントなどを盛んにやっているサウナ施設や、セルフロウリュができるフィンランドサウナなどが流行っているため、実はシンプルなドライサウナは穴場になりつつあります。

今日はサウナで自分とじっくり向き合いたい、という日はドライサウナでしっかり温められてみてはいかがでしょうか。

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