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こんなときどうする?サウナと頭痛の関係を解説

約5分
こんなときどうする?サウナと頭痛の関係を解説

サウナに入った後に頭痛がしたことがある方や、頭痛がしているときにサウナに入っていいか悩んだことのある方もいるのではないでしょうか。

今回は、サウナと頭痛との関係について、さまざまなケース別に対処法やQ&Aを紹介します。

サウナに入ると頭痛がする理由

一般的に、頭痛は「緊張型頭痛」と「片頭痛(偏頭痛)」の2種類に分けられます。

  • 緊張型頭痛…体や精神的なストレスによって引き起こされる頭痛
  • 片頭痛…脳の血管の拡張よって引き起こされる頭痛

緊張型頭痛の場合、ストレスによって血管が収縮し、体の血流が悪くなることによって首や肩、頭の痛みへとつながっています。この場合は、サウナに入って体を温めると体内の血管が拡張して血流が良くなることで、頭痛の緩和が期待できます。

サウナにはリフレッシュ&リラックス効果もあるので、ストレスで固まった体も解しやすくなるでしょう。

そのため、緊張型頭痛の場合は、無理のない範囲でゆったりとサウナを楽しめば大丈夫です。

一方、片頭痛の場合は、脳の血管が拡張することが痛みの原因となる頭痛です。そのため、サウナに入ってさらに血管を拡張してしまうと、頭痛が和らぐどころか悪化してしまうリスクもあります。

片頭痛持ちの方の場合、サウナに入る前は頭が痛くなくても、高温のサウナ室に入ることで頭痛が誘発されてしまうケースも確認されています。サウナ室では、特に足元よりも頭の方が高温になりやすいため、片頭痛持ちの方は注意して入りましょう。

また、脱水症状の一つとして頭痛が起こることもあります。脱水状態になると、血液の中から少しでも栄養を取り込もうとする細胞の働きによって血管が拡張され、頭痛につながるのです。

サウナ室内では大量の汗が出るため、喉の渇きを感じなくても実は体の中はカラカラ…ということもよくあります。汗の出にくさを感じたり、めまいや気持ち悪さを少しでも感じたりする場合、脱水症状が出ている危険性があるため、すみやかにサウナ室を出てしっかりと水分補給をしながら休憩しましょう。

サウナでの頭痛を防ぐ対策法

片頭痛持ちの方の場合、頭が暖まりやすいサウナとの相性は悪そうです。

ただし、しっかりと対策をしてサウナに入れば、頭痛を防ぎやすくもなります。

普段から頭痛が起きやすい、という方は、特に以下の5点に気を付けてみてください。

  • サウナ前に十分な水分補給をする
  • サウナハットや冷たいタオルで頭を守る
  • サウナ前はカフェイン・アルコールを控える
  • いきなり上の段に座らない
  • サウナに入った後は頭を冷やす

サウナ前に十分な水分補給をする

まずは、サウナに入る前に十分な水分補給を行いましょう。脱水症状が起きにくくなるため、血管の拡張による頭痛を防ぐ効果が期待できます。

サウナの前後にはお水やスポーツドリンクなどをしっかりと飲んでおくのをおすすめします。

ただし、サウナの前はカフェインやアルコールは厳禁です。これらの飲み物は利尿作用があるため、脱水状態を促してしまう危険性があります。カフェインやアルコールを採ったあとは十分時間を空けてからサウナに入りましょう。

サウナハットや冷たいタオルで頭を守る

サウナハットやタオルなどで、頭をサウナの熱から守ることも大事です。

水で冷やしたタオルなどを巻けば、高温によって血管が急に拡張するのを防ぎ、偏頭痛を抑える効果が期待できます。

サウナハットは頭痛痛を抑えるだけでなく、髪や肌を熱から守る効果もあります。

いきなり上の段に座らない

頭が急激に熱されるのを避けるため、サウナに入ってすぐはなるべく下の方の段に座りましょう。

上段が好きな方も、最初のうちは下段から始めて、熱さに慣れてきたら上段に移動するなどの対策をするのをお勧めします。

ゆっくりと温まることで、急激な温度変化を避けて頭痛を防ぎやすくなります。

サウナに入った後は頭を冷やす

サウナに入った後は、水風呂や水シャワーで頭を冷やすのもおすすめです。高温のサウナ室で拡張した血管を収縮させておくことで、偏頭痛を抑える効果が期待できます。

ただしこの場合も、一気に冷やしすぎるのではなく徐々に水をかけていくなどしてゆっくり冷やす方法が良いでしょう。

急激な温度変化をなるべく防いで、血管が急に拡張・収縮するのを避ける方が無難です。

こんなときどうする?サウナでの頭痛に関するQ&A

サウナで頭痛がしたらどうすれば良い?

サウナで急に頭痛を感じた場合は、なるべくすみやかにサウナ室を出ましょう。

特に、脱水症状の場合は危険なので、涼しいところでしっかりと水分補給をして休みましょう。

サウナに入った翌日に頭痛がする場合は?

サウナに入った翌日に頭痛がする場合、血管拡張によって頭部の神経が刺激されて頭痛が発生しているケースと、体内の脱水状態によって頭痛が発生しているケースの2パターンが主に理由として考えられます。

どちらも場合も、なるべく頭部を冷やしつつ水分補給をしっかりと行った上で、ゆっくりと体を休めましょう。

頭痛があるときにサウナに入ってもOK?

頭痛を感じている時にサウナに入ることはおすすめできません。血管の拡張による片頭痛の場合、サウナに入ってさらに血管が拡張してしまうと、頭痛が悪化するリスクがあるためです。

一方、ストレスなどによる緊張型頭痛の場合は、血管を緩めることで頭痛が改善する場合もあります。

どちらの頭痛か見極めが難しい場合は、なるべくサウナを控えておいた方が良いかもしれませんね。

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